吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

The Beautiful

まったく〜なにが梅雨明けだ
と、唸るような湿度
たまらない
東京の夏と我が家の田舎の夏はぜんぜん違う
比較してみると
東京の夏は蒸し暑い
田舎はイタイ暑い
東京の人々はピリピリしている
田舎の人々はおっとりしている
東京の人は、何事も損したくない
田舎の人は気にしない
の様に私には見える

こんな景色は
確実にそれぞれの人生の生き方に影響するだろう
日々、静かにこのダイナミクスを観察している
しかし、この長雨は精神にきつい
心が乾かない、乾かないの日々

店の湿度も気になってきた
二階は開放感があるけれども
雨が強くて窓も開けられない日々が続く
昼のこの景色は
おしゃれなカフェの女子ランチタイムみたいだな
オレには、似合わないけれど落ち着く

ここで、泡盛呑んで酔えばいい
心地よく酔えば、それで良い

市場の帰りに、見つけた近所の定食屋
朝10時からやっていた
オレは、居酒屋よりも食堂フェチ
全国食堂ツアーを目指している

朝10時7分
ビールの小瓶と鮭を注文
枝豆をくれた
この日々の違いを噛み締めている
オレの人生に見事に響いている
地平線を180℃歩くこと
闇も太陽も
憎しみも尊重も
好きも嫌いも
こめかみにショットガンを突きつけられても
穏やかで、醜く美しい日々を感じていたい

あっ、指も写ってる
スマホは駄目だな