吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

太陽の瞬間

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朝六時。
雲の隙間から久しぶりの太陽の瞬間を見る。

昨日は焼酎の水割りを呑みすぎたようだ。
ワールドニュースを見ながら、
椅子に寄りかかりリモコンを持って寝ていた。
それでもきっちり起きて外に出る。
おじいさんみたいだな。

今年の梅雨は天日が弱く桃の色がつかない。
今年の桃はイマイチだと農家さんは嘆いていた。
皆ロナで参っているのに、どの業界もまだ続くのかとたまらない。
せめて陽射しを見たいものである。

先日、税の打ち合わせで久しぶりに都会の事務所へ行ってきた。
日頃ほぼマスクはしないので、慌ててカバンの中からとりだした。
担当の部署の責任者との間が分厚いプラ板で遮られていたのだ。

「うわっ!」と声を出してしまい、担当者に
「これじゃ刑務所の面会ですね。いやいやえらいことになってますなぁ」
担当者も、頭ポリポリでマスク越しに参った顔をしていた。

世の流れとはいえ、ここまでやるとはたまらない。
プラ板の厚みで、声も遠くに聞こえて
「えっ?えっ?」と、聞き返し応対が大変だ。
耳の聴こえにくい老人は大変だろう。

持ってきた事務用のパソコンを渡すのにも
プラ板の下の隙間から渡すのだ。
一体この国の安心度はどうなっちゃってるのだ?
と、思いながら驚いていた。

担当者もたまらないようで、
「もういったい何処までやったら良いのかわからなくなって来ました。」
と、悲惨な顔で嘆いていた。
ロナストレスで都会の人は、徐々に身体をおかしくするだろう。
気をつけてほしい。
皆の心にも、陽光が欲しいものだ。

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昨日のピートの映画で思い出した。
ジョン・クラカワーの「荒野へ」という本が素晴らしく
それをショーン・ペンが以前、映画にした。
この映画を見たときに久しぶりに魂が震えた。
映像も音も景色も何もかもが美しく素晴らしかった。

今の若者にも是非、本を読んで映像を見てもらいたい。
これからの人生をどう幸せに生きていくかということを、
自分と照らしあわあせて見てもらいたい。
私はこの考え方が、勇気より以前に、
まっとうな人間の生き方だとオレは今でも思っている。
美しいのだ。

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醜い景色の中にこそ、美しく光る景色がある。
憎しみや醜さや汚れた世界から眼をそらして生きていると
確実に圧倒的な美しさは眼に見えてこない。
自分の顔をよく見ると右と左が別人だ。
地球上の人間の顔に裏と表がある様に。
ずっと、眼をそらさずに自分の内面を死ぬまで見ることである。
小さな光は必ずやって来る。

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では、「まがい物のクレム」というバンドさんで、
「太陽の瞬間」と、いう曲です。
Clem Snide/Moment in the Sun
では、張り切ってどうぞ!