吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

世界一の女王蜂のケツ

いつもいつもぶら下がって目があうけど、
おまえ世界一のバリスタって書いてあるけど名前か?
おまえな?缶珈琲はUCC缶コーヒーだけでいいんだよ。
「UCC缶コーヒー」ってちゃんと言えよ。

バリスタくんね、2ヶ月ぶりにオレの家から富士山が見えたよ。
見えたけどもね、もやもやで世界の富士山も可愛そうだよな。
あっ!バリスタ、おまえっ、世界一とか駄目だよそんな感じは、
富士山がいるんだからね。
怒られるよ。
結構怖いよ、富士山はギュッとつねったりもするからな。
気をつけたほうがいいよ。

新聞批判じゃないけれども、新聞は赤旗をとっている。
でもなんだか、いまいち面白くない。
せっかく、細かく調べあげているのに、
同士が、褒めすぎ、あれよくないな。
同調色が強すぎて読んでいて冷める。
ジャーナリズムが良い新聞なのに。
それと、いちばん大事な新聞の紙質が良くない。
本は、紙を触った感触が大事と言うじゃない。
景色に入れるんだよ読み物は。
紙質は大事だ

性格的に真逆の意見も知りたいから読売もとった。
読売はナベツネだね、あの人は球界の独裁者と呼ばれているけど
若い頃はかなりアナーキーな政治記者でジャーナリストだった。
彼は元共産党員で、アジトに単独で取材に行ってスクープをとった。
でも、新聞自体が面白くないからやめた。

ほんで、いまは日本経済新聞をとっているけども、
この新聞は、紙質がいい。しっかりしているし、
内容もまぁいい。世界情報を重点にしていて面白い。
この二紙をとっているけど、
今日の経済新聞はなかなかだった。
一面にブルーカラーのルーシーだぜ!
経済新聞でルーシー。
イカスじゃないか最高だよ。

オレの家では、食事をしながら笑い合い、
政治の話でも人の悪口でもギャグを絡めて何でも話をする。
日本人の情報で凝り固まった精神性が嫌いだからだ。
これからの人は、醜かったり美しかったり、
いろんな澱みの中の考え方を自分の身体で知るべきだと思う。
自分のことや楽しい事ばかり考えていたら馬鹿になる。

オレなら地獄のドブから這い上がる、
全身泥だらけの必死なルーシーを描くね。
世界がドン引きするような最高に美しい絵を描くね。
タイトルは「ルーシー夢を掴まえろ!」で決まりだな。

家の近所は、東京ドーム5個以上の果樹園が広がっている。
そこを、毎朝5km朝歩するのだけれど、
今は桃の収穫期。
素人目で見ても、できの良い桃もイマイチの桃もある。
その中で、毎年圧倒的に美味そうな桃がある。
ここはいつもおじさん一人で朝早くから、
コツコツと雑草をとり、茄子も胡瓜もなんでもやってる。
オレから見ても、野菜も桃も凄すぎるくらい上手に作る。
教えてもらうのは嫌いなので、いつも観察しながら
真似をして野菜を育ててみたりするが、到底かなわない。

こないだ、初めて話しをして、
青シソの、でかい大葉の苗を分けてくれた。嬉しかった。

あの圧倒的な桃を分けてくれないか頼んでみようと思う。
この美しい迫力のある桃です。
なんでもそうだけれど、作る人の考え方が表に出る。
もう、かぶりつきたくなる美人さんのお尻だね。

タジ・マハールでクイーン・ビー「嬢王蜂」だぜ!
日本のカスだらけのプロミュージシャンもこういう
壮大で雑多な景色の風景を一発録りで書いてみろよ。
顔だよ顔。
顔に悪と善と優しさ、男の全ての生き様が出ているよ。