吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

棒抜き選手権大会予選敗退

娘の変わったほうが、中学になり部活に入るという。
本が趣味なんだから帰宅部でいいじゃない?と、聞くと
帰宅部はなくて、全員部活に入らないといけないという。

ほたら、君は運動音痴だし絵のセンスがあるから美術部だろ?
というと、料理研究家になりたいし、美術か家庭科にしようかと
考えているという。

料理研究家と言えば、オレの得意の土井善晴のモノマネだ。
「まぁまぁ、それは冷蔵庫のあるもので簡単にすればよろしいから
美術でも家庭科でも、どっちゃでもよろしいんちゃいますか?」と

これは毎回、家族が腹を抱えてウケてくれるので爆笑の渦になる。
店の厨房でも、イトワとふたり土井善晴勝負をしている。
あいつもなかなかやるけど、
オレは男なので土井善晴さんにより近い。
やはりオレのほうが上手い。
イトワもたまらず吹き出してしまう。
今はロナなので、大げさな役作りも難しい。
それが残念でもある。

これは幼稚園の頃の絵だけど、なかなか世界観が出ている。
変わった方は、悩んだ末に今日決めてきたというので、
聞いてみたら剣道部にしたという。
運動音痴がなぜ剣道部なんだと聞くと、
雰囲気が一番良かったという。
なるほどなぁ。
自分にはありえない真逆のことをやってみたいそうだ。
その方が面白みがありそうだからと言っていた。
剣道部は部員が五人で全部女子だそうで、
顧問の先生も女子で、剣道をやったことがないそうだ。
なんだそれ?大丈夫かいな?と、聞くと先生も
ネットでルールは調べたけど、あんまわかんないからさ、えへへ、、
と、言っていたらしい。
先週大会があって、かる〜く一回戦で負けて
午前中にさささ〜っと帰ってきたらしい。
負けて実力の無さに、皆落ち込んでいただろう?と聞くと
ぜ〜んぜ〜〜ん、皆楽しそうに帰ったよ。と言う。
一年生の部員は娘ともうひとり。
応援の声が大きくて怖かったと言っていた。
宿題のポスターを書いていた。

頭に刺さった棒を抜いてるだけだな。
得意なことだけするのは、かっこ悪いから
まぁ頑張れ。

今日の海風さんのおすすめは甲州馬刺しと甲州ワインビーフ!