吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

そこの人の欲望も果てしないのだの巻

愛馬の軽トラのオイル交換へ行った。
田舎のディーラーは世間話なんぞしながら
気さくな感じでゆるゆるでいい。
都会のようにマスクでピリピリした雰囲気はあまりみかけない。
アルコール消毒を強制的にすすめられたりしない。
ぼけ〜っと爺さんの話などを横で聞いていたりして
オイル注入を待っていたら、面白い車が見えたので
乗り心地を楽しんでいた。
これが、なかなかいい。

家のコンセントにぶち込んで注入すると電気で走るらしい。
これは二十年後くらいには絶対買いたい。
四輪で倒れないので楽だろう。
ボケてしまってコンビニに突っ込んでも
壊れないし、怒られて許してもらえるだろう。
横には杖も引っ掛けられるらしい。
ディーラーの奥さんに話を聞いていると
ますます欲しくなってきた。
オレなら後ろに必ずスカルのシールを貼るなとか、
考えながらニヤニヤしていたら
奥さんがカタログをくれた。

これは最高だ。
いかしている、オレならこれで日本を横断する。
後ろに太陽光の充電器をつければいくらでも走れるんじゃなかろうか?
二十年後にはもっとすごい機種になっているだろうな。
こりゃあ、長生きしなければならない。

人生、あれもやりたい、これもやりたい
あ〜あれのあれもやりたいなぁ〜
もうぜ〜んぶほしいな。
あと欲しいのは、七兆円と圧倒的な権力だな。