吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

老い木に花咲く男の背中

山梨は台風の影響もあまりなく
朝は木々が吹き飛ばされた感は無かったです
風は吹けども山は動ぜずという感じでしょう
オレもその様な心持ちで朝歩していると
背中に視線を感じましたので
驚いたふりもせず、さささっと腰に据えたる刀剣を
と、振り向きざまに
木の影より野生の猫がオレを睨みつけていた
人を信用しない、嫌な見られ方だなぁと
ブツブツ言いながら通り過ぎた

大工職人のおじさんが窓付けも終わり
クロス職人の無口な方が来て無事に終了
大工のおじさんは、話がグダグダだったけど
とても勉強になったし楽しかった
職人を観察しながら
「男の魅力」とはなんだろう
ということを、ここ数日考えていた

オレの作った栗の木ベッドの端っこが
足に当たって痛いから、仕事終わりに
切ってもらえないかと頼んでいたら
案の定、おじさんは忘れてしまっていた
嬉しいことに覚えていたようで
「家に帰って思い出した
栗の木は固いからノコ刃を替えてきたよ」
というので切ってもらった
カンナで面取りもしてくれた
おじさんが嬉しそうに
若い頃のカンナを使う難しさの話をしてくれた

工事も終わり部屋の掃除をしまくって
大工のおじさんが、四足の椅子と机は難しいんだ
と褒めてくれた桐のテーブルで酒を飲みながら
報道1730を見た
進行役の松原という人とコメンテーターの堤という人が
なかなか鋭くて面白い
今日のゲストは「不揃いの二人」というテーマで
立憲民主党議員のオザワと日本共産党委員長のシイの生出演だった
二人だけで番組討論に出るのは初めてだそうだ
昔で言えば、敵同士なので話もしたくない二人であろう
これは、話が噛み合わないだろうし
オザワは相変わらずいい加減なことを言うだろうと
思っていたが
二人共ちゃんと相手の話を聞いて頷いていた

男の魅力をここ数日考えていたので
この二人を魅力の面で観察していた
シイは言っていることはまともだが
話に、笑いや面白みが全く無いので
ただの優等生が理想を語るような発言だった
逆にオザワは庶民や地方の目線で
わかりやすく話すので説得力がある
いろんな考え方があると思うが
この二人は、一緒にやればいいと思う

オレの見方では
シイは頭はいいし、話も理論的、男の魅力はゼロ
女性を口説く練習を若い頃にしているような
破天荒な男じゃないと誰も付いて来ないだろう
逆にオザワは嘘もつくし
勝ったり負けたりの風貌が顔に出ている

男は一度だけでいいから圧倒的に勝たなきゃだめだ
そういう男は負け続けても
人間なんだから、しょうがねぇなぁと
やり直しがきくものだ
そういう男は、人の辛さや寂しさ侘しさが
思えるようになってくる
そういう人間がリーダーになるべきだと思う

オザワが最後に言っていた
スガが、携帯代を安くなるだの
不妊治療に保険が効くようにするだの
それは、シイさんも皆言っていた
そういうマスコミを使ったアピールばかりに踊らされないで
もっと日本の国民は考えるべきだと思う

ミスターオザワにオレは思う
それは
日本国民の考え方が幼稚すぎるからだよ
国のせいじゃないんだよ

合わない二人を
同時に番組に出させるなんて
オレそういうの好きだな
出た二人もいいと思うよ
あの二人は組めばいい
なかなかいい報道1730

今日は二十代の頃
毎夜一人スナックで好きなママを口説きながら
歌っていた18番
ゆ〜らゆ〜らのサビで全員大合唱だった
素晴らしいアホだったなぁ〜

男の背中