吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

美しい習慣は生涯嘘をつかない

田舎に戻ると、ようやく晴れた
東京は家を出た瞬間からマスクをするので
もう、しんどくてしんどくてしょうがない
全然慣れないので
仕事以外なるべく外に出ないようにしている
こんな居心地の悪いマスクに慣れる気もしないし
疲れの半分はマスクだな

田舎に戻ると、人がいないので
スーパーや郵便局に入らない限りマスクはしない
散歩中もマスクをしている人はいない

田舎はいいよ
田舎では市民への待遇が優しいんだ
税収入が少ないのに、またマスクが束で届いてきた
アルコール類の衛生グッズも全家庭に配られる
そして、市のお店どこでも使える5000円分の商品券が
コロナ対策として配られてきた
嬉しくありがたいことだ
ちゃんと市民のことを考えている

さっそく家族でお店にでかけた
ゴーツーなんちゃらよりも
こういうのが、ささっと送られてくるほうが
庶民は嬉しいと思う

散歩をしていると
夫婦仲良く農家畑仕事の光景を見る
お婆さんがいたので挨拶をすると
「やっと晴れたから、お地蔵さんに挨拶にきたの」と
老夫婦が笑いながら話しかけてくれた
心優しい夫婦は良いね

夕刻に、土佐の高知からで大きな新高梨が届いた
足の弱った夫婦から毎年送られてくる

娘に伝える
ごらん、美しい人はみんな
自分の日々よりも人のことを先に考え
人の為に生きているんだよ

人が喜ぶ姿をたくさん見る人が
何よりも幸せな人生を送るのだよ

新しくできた居酒屋へ調査へ行ってきた
いつも混んでいて予約しないと入れないようだ
グラスに書いてある言葉が良かったよ