吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

自由の国の家を目指せばいい

昨日ネットフリックスで見た
FBIとニューヨークの5大マフィアの
実際にあった
ドキュメンタリー本人インタビューが凄かった

5大マフィアを起訴するために
FBIがマフィア幹部の自宅前で電波を飛ばし
電話を使えなくして
キレた幹部が早く直せと修理屋(FBIに直通電話)を呼び
変装したFBIが盗聴器を設置するという
怖すぎる話だった

びっくりしたのは
短気な幹部の性格まで調べ上げて
わざと「私一人じゃ無理だ」と
困って帰る素振りをみせる

マフィア幹部は、キレまくり
すぐに直さないと命がないぞと脅して

「じゃあ手伝ってくれ」と
マフィア幹部本人が手伝って
盗聴器を設置したという
度肝を抜かれるような話ばっかりだった

いつも満員の
メキシコの食堂で働く人たちの話も良かった
30年実刑を食らって出所したメキシコ人を雇ったり
世界中のいろんな人種が入り混じった食堂

社長は、犯罪者であれなんだろうが
会って話して人を見て
働けると決めて雇っているという

日本じゃ考えられないが
アメリカの凄すぎる懐の深さに驚いた

客の店主とのブラックジョークの会話も最高だった
「メキシコ人のウェーターのあいつをテーブルに呼ばないでくれ」

「彼が、なにか失礼を?」

「いやいや、あいつはメニューの紹介が巧すぎるから
全部食いたくなるんだ、食いきれないからな
だからあいつは呼ばないでくれ」
全員爆笑

メキシコ人の店員みんなの表情が
いい意味で雑で、小さなことなど
どうでもいいじゃないかと言うおおらかさが素敵だった

「メキシコ人の基本は
人の役に立つように生きて、お互い助け合うことだ」
という言葉がよかった

今日は、お店はスタッフに任せて
畑の収穫の後片付け
来年まで、なんとか竹が使えそうだ
こうして、縛って乾燥させておかないと来年大変なのだ
体力的に畑仕事も何年できるかな?と毎年考えている
薪ストーブも始動した
なかなかいい炎だった

昨日の我が家のスマホ設定大奮闘は大爆笑だった
指紋認識ができないできないと騒ぐので
教えてくれと言うので見てみると

必死で画面に指紋をこすりつけて
駄目だな駄目だな〜と言っていた
指を押す部分も分っていないようだったし
パスワードを全員で何が良いか
言い合いながら
もうパスワードも設定してくれ
と言っていた

個人情報もお構いなしの
無茶苦茶な家族である

もう疲れたので
皆で居酒屋食堂へ行こうと言うので
行くと
全員携帯を持っていなかった

我が家では携帯なんぞどうでもいいのだ
食事中も移動中も一切必要ナシ

必要なのは、メキシコ人のような
一日のおおらかな会話
それができないようなら
日本人の前に、地球人をやめる