吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

LUCKYいつもUNLUCKY

食欲の秋、文化の秋

読書の秋
中学生の娘は読書家で
四時間もあれば文庫本を一冊読んでしまう
本さえあれば何もいらないという

オレはと言えばだらしない
何日経っても一冊が読み終わらないし
タイトルに惹かれて買ってしまうし
一冊に集中してそれだけを読め
と、自分の心に言い聞かせても
遅読のクズでバカ野郎である

文化の秋だから
最近は映画も見るようにしている
ネットフリックスでLUCKYという映画を見た
しみじみと心に響いた
91歳の我が道を行くアウトローの偏屈な老人
という事だったが
観終えるとまともな男の話で
生き様が素晴らしく美しい

途中
なんだか自分を見ているような感じだった
HPを見たらパリテキサスのあの人だった
この映画が遺作になったそうだ
HPにはくだらない日本の表現者やらが
コメントしていたが
表現には誰かしらの説明やコメントなどいらない

主人公が、毎日言っていた
「クソ野郎」だ
どんな映画も、日本の予告は大袈裟でくだらないが
是非見ていただきたい

そして、パリテキサスも
また見なきゃ