吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

ガス抜きで、手間をかける

あいかわらずのTHE東京
わたしら居酒屋が時間短縮していても
来るたびに数値がえらいことになっている

とほほのほ
バタバタせずに
我が身を気をつけるだけ
行動を控え、たんたんと働くだけだ

以前、スガの表情を見ていると
這い上がれない泥の海を泳いでいる
魚のような気分に皆がなるから
面白い話でもしてくれと言う

スガは携帯料金を下げるとか
若い人が可愛そうだと発言したりで
若手の支持率が増えてきている

アホな若手は目の前の現実しか見ないらしく
スガが可愛いとか優しそうとか
言うているらしい

今の若手の世代は、批判世代ではなく
協調世代だという
皆で、いいねいいねと
同調者を探し
互いに協調しているのが好きらしい

アホなスガはここぞとばかりに
若手の見ているニコニコ動画に出演して
こんにちはガ〜ス〜ですと言って
気持ちの悪い顔でニヤニヤして
いきなりすべりまくったらしい

人の話をよく聞いているフリのできる
スガは、それも誰かに
若手にウケるからと言ってみればと
やってみたのだろう

それから大勢で店屋に行ってしまい
また支持率を下げてしまった
何をやってもグダグダな男
こういう
グダグダな男はいるもので
家族も大変だろう
こういう人間は
自分がグダグダだとは
全く思っていない

こういう幼稚な出来事ばかりの
日々の中で暮らすには
身の回りの掃除をしたり
日々のルーティーンを
キッチリとするに限る

我が家は、ずっと土鍋で飯を炊いている
娘のクラスでは土鍋派は
二人だけだという
土鍋だと言うと
先生に素晴らしいと、ほめられたという

たしかに準備したりで手間はかかる
炊飯器で炊いたほうが便利で楽だ
しかし、土鍋米は美味すぎるのだ
我が家は、夜に玄米から精米して
次の日の朝、妻が早起きして炊く
米ヌカは、ぬか漬けにもなるし
畑の肥料にもなる

東京でも、最近はひとり土鍋で炊いて
味噌汁もきちんと作り食する様にしている
手間はかかるが、こういう地味なことを
毎日、きっちりやることだけが
まっとうに生きて行く事だと
自分に言い聞かせている

批判と反抗世代は
始めからの協調なんぞはありえない
互いに批判と反抗を繰り返しながら
合わない人間とも
人間同士の熱く優しい繋がりができていく

こんな時代だからこそ
何事も合理的に考えず
手間を掛けることだな

今日の朝も洗い物
皿を拭いて
いつもと同じ場所へ置く
珈琲をポットに淹れる

面倒くさいと思わない
日々を彩ること
そして、また明日
頑張れ