吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

旅の友

いよいよ明日で今年の営業も終わる
散々な一年だった
また来年も今年よりも散々な一年になるだろう
世界はどうなってしまうのだろう

久しぶりに近所の爺さんと散歩で会う
今年は一度も一緒に酒を飲んでない
昔の男と酒を飲むのが好き
生きている年数が違うし
昔の話を聞いていると自分の知識にもなる

いつも会うと
ブラックなギャグで挨拶する
「まだ生きてた?」が互いの合言葉
「最近見ないからもう死んだかと思ったよ」
こんな感じだ

爺さんの昔の下ネタ話が面白い
昔の人の若い頃は力が違う
無茶苦茶だ

来年も一年間一緒に呑めないかね
という話になり

「良いお年を」
なんて胡散臭いことを言える感じじゃないよな
と互いに少し笑いあい
人生はなるようになるし
なるようにしかならないなと
笑顔で別れる
あたり前だが
年寄りは心底怖がっている
長生きしてほしい

ふりかけを持って
旅に出られる日は来るのだろうか

なるようにしかならない