吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

何も変えない昔のままでいい

年内ラストの日
深夜自宅に戻る
娘の自家製タルトが置いてあった
明日食べようと麦酒を飲みながら眺める
骸骨を添えるなんて洒落てる

昨日はイトウと
年末のスーパーの異常光景を話す
何故に酢🐙と鯛の姿焼きと数の子が
あんなにどっさりあるのだ?
ものすごい人の数だろ?
おせち料理を買ってまで食べるのか?
しかも、普段よりも値段が高い

小池ちゃんが
三密に気をつけてねと
毎回毎回耳に蛸のように
聞かされているのに
あんな酢🐙マスク密集日本人光景は
いったい何なんだろう

🐙食いたいか?
全然食いたいと思わない
何故に日本人は年末スーパーに押しかけるのだ?
1日から営業しているじゃないか
何故にガソリン給油に並んでまで行くのだ?
何故にGSの洗車機に年末並ぶのだ?
何故に年末に大掃除をするのだ?
二人でわからないづくしだった

きっと
一年の色んな事を消してしまい
ゼロから始めたいのだろう
図々しいったらありゃしない

おせち料理なんぞ小さい頃から
食いたいとも思わない
あれは昔の食物の少ない時代の
めでたい祝い事の保存食
今は年中無休でスーパーは開いている

我が家は
毎年カシワと餅の透き通った
あっさり味の雑煮で十分

オレなんぞは朝湯に入り
ちょいと牛蒡の炒り煮と
菊正宗の生清酒があればもう最高だ

年末大掃除なんぞ
普段掃除をしない家がするもので
日々、清潔に家を保っておけば
まとめて掃除しなくてもいいだろうに
翌日疲れてしまうだろう

一年中、淡々とやることをやるだけの
生活をしていれば
日々のリズムも狂わない
不思議な国だ

久しぶりのマスク無しの朝歩
朝方少し雨が降って道が濡れていた
二キロ歩いて少し疲れたので
やめておいた
また明日歩こう