吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

二人で人の世を歩いて往く

最近はニュースを見るたびに
この国にイライラしてくるので
映画ばかり見ている

テニスの女の子のコメントがあ〜だこ〜だと
言われているが
思うに、Twitterやらああいうことで
コミュニケーションをとるから
ややこしい関係性が出てくる
あれで大儲けしている会社があるという
どうにもこ〜にも
私は自然と文明の終わりを感じている

彼女は、散々言われたあげくに
鬱のコメントを入れた途端に
日本人はささ〜っと身を隠すの術で裏返り
ごねんね〜気持ちがわからずにと
次は援護する側になるという
なんとも気持ちの悪い日本人

日本人の同調的な
底知れない気持ちの悪さを
いつも私は感じている

鬱の経験のある人にはわかるだろうが
全部自分が自分を責めてくる
人に会うのも嫌になるし
優しい言葉をかけられると
どんどん精神が酷くなってくる

彼女は若い
若くしてその世界の世界一に輝いたが
まだ人生経験も少ない

プロフェッショナルだろうが
泥水を飲んだこともないエリートだ
内気だと言うが
メンタルが強い人間なんていない
そういう風にしているだけで
誰しも心の闇の部分は
愛する人にも家族にもわからない
人と人との関係性で
人間は成り立っているからややこしい
でなきゃただの馬鹿だ

自分も季節の変わり目には
必ず鬱になる
また来たねと重い鬱をギャグにして
軽度の鬱にウエルカムチェンジしないと
我が身が持たない

彼女は
信頼できると思える人間が
いないのだろう
調子の良い時は人はどんどん寄ってくる
ましてや、彼女は大金稼ぎ
そういうものだ
魂の美しい人間といることだ

魂が美しく優しい人間は
良い時も悪い時も
用事もないのに笑顔で会いに来て
いつの間にか去る

冷たい人間は
自分のタイミングを先に考える
相手を思いやる
自己発信力の行動を先にとらない

テニスの子にアドバイスと言われたら
ストレスがたまったら
座頭市を見れば良いとオレは言う
斬って斬って斬りまくれば良い
愛の無い奴らを残酷に斬り捨てて
夕陽の向こうに
優しい人と二人で歩いて行くのだ
向こうの方に本物の幸せが
きっちりと待っている

座頭市の今日の言葉

落ち葉は風をうらまねぇよ

ボウフラが
人を刺すよな
蚊になるまでには

泥水飲み呑み
浮き沈み