吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

葉脈

/ Trio Matamoros


最近は40年代のキューバ音楽にどっぷりハマっている
キューバのバラードは素朴で涙腺に響く
日本は気候も人間も
何もかもがどんよりとしているから
誰もいない自然溢れる場所へ
旅に行きたいなぁと思いながら
しみじみとキューバ音楽を流している

昨日は利尻島へ飛ぶ
以前から住んでみたい場所の一つ
ザ・利尻島
ナマコ漁の青年を見る
第一次産業、全ては天気次第の日々

雪の降る冬の季節は
月に10日くらいしか漁に出れない
雨が降ると朝から酒を呑む
窓から雪が降る景色を見て酒を呑み眠る
仕事に出れない日はWEB会議?
あるわけないしデジタル環境も必要無し

採れたナマコを漁港に降ろす
ナマコ一個130g以下は買ってくれない
今日は28キロの収穫で86240円の売り上げ
皆、個人事業主
一人で船を出しナマコを獲ってくる
泣いても笑っても自然に感謝の日々

青年が言っていた

「都会に憧れ、東京へ行き生活した
数年前に利尻島に戻ってきた
物事は距離を置き
離れてみないと
その場所の良さはわからない
本質が見えないんだ
都会の様に何でもあるわけでもなく
ある意味何もないけれど
僕は全てに満足している」

酒を呑み酔っ払いながら
そう言っていた

人生には
本質を見る行動力と
精神的な向上心が必要だ
幸福は瞬時に掴み取る勇気がないと
どんどんこぼれ落ちてしまう
気をつけないと葉っぱの上から
ずっとこぼれ落ちたままだな