吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

美人に吊るされたい人

休日
この地に住みだして8年が経つ
今日は久しぶりに
70代の大先輩を誘い昼酒を呑む
若輩者の私は朝から一人材料を仕入れ
大先輩オール手造りの小屋へ出向く
皆ニコニコして宴が始まる

遊びも仕事も
自己発信、自己完結で行動をする様に
気をつけている
喜んでくれたらそれでいい
完結したら忘れる

どういう場でも
リスク回避や
受け身の考え方の人間を
徹底的に嫌う様にしておかないと
薄っぺらな相槌を打つような
グループ的な合わせの関係になり
損をしたくないだけの
魂の優しくない人間が集まる
だんだんとあ〜だこうだと言われ
人間の関係性がややこしくなる
時間の無駄である

今日のおっさん大先輩は
自分の生き様を偉そうに語らない
年代を超え平等に会話する
下ネタから政治、宗教、知識と女装
世界の国、女性の乳房、人間の変態性
色んな会話ができるから楽しい
会話は大切

彼ら年金生活者は楽しんでいる
溢れるように日々の景色が湧いてくる
彼らは皆と同じ様な趣味を嫌う

自家製玉ねぎ吊るしの下で呑む老人
どんだけ薪を割っとるのだ?
墓場へ行く前に、己を薪で燃やせ
とオレは突っ込み爆笑を誘う

自分が心持ち良く、楽になる為には
何事も進んで発信することしか無い
人を選び待っていても何も起こらない
それぞれの人生というしんどい日々を
どう楽しく生きるかは
全ては自分一人の責任で
誰のせいでもなく
敵は自分独りだと思っている

人を騙すより、騙されたほうが良いし
損をしても、誰かが喜んでくれたほうが良い
思った瞬間に考えず掴み取る
溢れる失敗の中に思い出があり
またやってしまったと反省する
豊かな幸せは
失敗の山の高さと比例すると思えば
まぁ、しゃあない頑張れと
自分にも優しくなれるだろう
まだまだオレよりアホな男は下にいると
自分を勇気づけることも大切
あ〜楽しかった

大先輩
昼寝用に!00均でハンモックを買ったそうだ
吊るして寝るかね?