吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

Your home

一週間ぶりにホームへ帰る
空気はいつもの匂いで自然は夏の色だった
畑は手つかずでえらいことになっていて
もう今年は手が回らない
我が家の女子部は
我を見るなり
おっ生きてたね〜てな感じで
それぞれに忙しく
自立の道を歩んでいるようだった

白内障の手術が秋にあるので
検査に行ってきた
人間の眼球で見る、観察する
ということは
映画のスクリーンの如く
網膜に体外の景色を投射することで
そのためにはレンズを使い
景色を小さくしないといけない
このレンズを水晶体と言うそうで
水晶体でピントを合わせなければならない
人生がピンぼけになるのは良くないな

加齢が進むと水晶体の厚みを変えることができずに
一定の場所しかピントが合わなくなってくる
これが皆にやってくる老眼だ
そして水晶体が濁ってくる状態
これが白内障となる
嗚呼、さんざん海で泳いで潜り
眩しい日差しを浴びてきたからだな

我々の網膜には約1億個の視細胞がある
デジカメの最高画素数は5000万個
デジカメより凄い

説明を聞いていると
今まで自分の眼で見て来れたこと
ある意味、奇跡のようなものだなと実感
若手の頃は
喰う寝て遊び怒りて腹たて笑い
阿呆の様に、生き放題の好き放題
生きているのがあたりまえだと
思っていたが
歳を取るたびに罰はあたるもの
自然の神に感謝して
身体を大切にしないといけない
いやはや、阿呆なこの男
またまた勉強になりました

今日は歯医者にも行って
歯の掃除をしてもらい
一日身体を思う日でございました

農家さんにたくさん桃を頂いて
感謝しながら
今日は好きなBachのカンタータを
小さな音で一日流していました
Bachは深すぎるので
あまりよくわかりませんが
聞いていると
圧倒的に美しいですねぇ

人生がピンボケにならないように
情報社会のゴミのような生き方ではなく
美しい本物の本質だけを
観察して生きていくことですな
見過ぎに要注意