吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

褐色のノルディック諸島

ノルディック諸島へ旅に出た
ノルディック島で彼女と出会い暮らすことになって
家族のために働こうと自動車教習所に通いだした
その教習場の支払いは現金制
毎回、教習金額が適当で
俺をナメているのか?と腹が立ってきた
怒り心頭で全生徒を集めて
騙されているぞと決起集会を開いた
皆で金を取り戻そうと
全員ガッツポーズで一生懸命闘った

遂に教習場側は反省して皆で勝利を勝ち取った
皆で宴会を開き抱きしめ合った
しかし、教習官には罪はないんじゃないのか?
とオレが言ったら
誰かが教習官全員に小さなケーキを渡そうと言い出して
教官全員とまた抱きしめ合って盛り上がり
オレはノルディック島のヒーローになった

昨日の夢だ
頭がおかしくなってきてる

ノルディック諸島てどこだ?
情けなくて調べる気にもならなかった
残念なのは
美しい彼女の顔を一切覚えていないこと
みんな褐色の肌をしていて
いつも楽しそうだった

The Decemberistsという良いバンドを見つけた
アルバムジャケットを見て一目で気に入った
演奏も素晴らしい

自分が変わっているのか?
日本の音楽は聞かない
日本の音楽は悪くはないが
日本人なので日本語が音楽よりも先に響いてしまう
鬱陶しくて疲れてしまう
英語が話せないフランス人は
フランスミュージックを聴いていて
そういう風に感じるものだろうか?
一度、フランス人に聞いてみたい