あなたは他力本願だわね、、と
昔、女性に言われたことがある
あなたのやることは暖簾に腕押しだわね、、と
これも言われたことがある
情けない男だなぁと思われても
全然気にしない
イラッとするどころか
じつにあたっているので
上手いこと言うなぁと感心していた
それ以来
他力本願、暖簾に腕押しの両挙党が
自分の中で光り輝いているわけだ
もう人生後半なので
あたふたせずに
どんどん適当知らんがな精神で
ゆるゆるで生きていこうと思っている
なぜなら
人間という生き物は
ほとんどの事が
死ぬよりたいしたことはないからだ
牛丼を食っていると横の兄ちゃんが
疲れて寝ておった
毛布でも掛けてあげたいが
君に掛ける毛布も無い世の中だ
残念だが、風邪を引くなよと
思っておった
兄ちゃんが疲れるほど働いて
生きる目的や希望を持つ事はない
だらだらと生きていけ
豚の様な日々であろうが
生きておればいいのである
と、昔の作家が言っていた
もしも、もう少し頑張れよ
と誰かに言われたら、、
貴様ごときに言われたくは無い
と、言っておけ
君にも
今日よりマシな明日が来るだろう