吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

開店前日、わたしは図工部

この一週間、ずっと開店前の店内作業
軽トラジョニーで店とアキシマーノ往復の日々
いやはや、大都会は働く場
生活をする場所、人生を過ごす場所じゃないね、、
みんなすごいと思うよ
都会暮らしはなんでもあるけど、何にもない
都会には、自然体であたりまえに生きることを
失いそうな景色がある
気をつけたほうがいい

田舎の家の周りは草が凄いだろな
2週間すれば、草は50cm伸びるだもん
草刈りの体力を残しておかないと、、
芋掘りもあるし、えらいことだな

すべてを終えて、イトウは仕込みに突入し
オレは、前より上等な新ガスストーヴの
火力の強さに驚いている
プロパンから都市ガスへ変わったし
なんだか難しい
全ての鉄モノ器具に火を慣れさせて油を
染み込ませて
調理の練習をするかと思うけども
昼は暑苦しくてやる気がしないのでやめる
何事も練習は嫌いだしな
まぁ、なんとかなるだろうと思い
卵焼きだけ作ってみる
今のストーヴは、自分の思うような
細かすぎる火力調整ができない
所々、浮かせて火を逃して
調理するしかないなと確認
美味い卵焼きだった
練習はそれだけ

今日は、イトウがバイト全員を呼んで
確認作業をするらしい
オレがいてもグダグダと
世の文句を言うばかりなので
遠慮しておいた

一ヶ月休んだので
調理順やら具材もぜ〜んぶ忘れちゃった
駄目だなぁ、、
今日は、酒場へメニューを持っていき
ひとりでイメトレだな
ヘベレケになる前に頭に入れておこう
家のとれたての無農薬の芋があるから
明日は、ポテトサラダで出そうと思う
明日のおすすめメニューも考えよう

店の電話は、コンセントを入れていなかったので
電話が、かかってこなかったけど
数日前にコンセント入れたら
予約の電話がたくさん来ていたみたいだ
しばらく予約はとらないでと言っていた
まぁ、予約を取るような大した店じゃない

娘のくれた紙粘土の人形
居酒屋風にアレンジを施した
小さいジョッキを作り綿で泡を作り
泡が溢れるようなビールを作る
ニヤニヤしながら作っていた
外から見たら
子連れもニヤニヤするだろう
これで、家族連れはゲットだな
さぁ、明日からガンバロウぜ