吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

次はブドウで忙しづら

よしずとすだれを設置したので
昨日は、窓全開でクーラーを使用せずに寝れた
快適であった
自然風ほど心地よい風は無し
よしずはよくでけている
外からは中が一切見えないが
部屋の中からは外が良い感じで見える
大昔の人の生きる知恵は素晴らしいに尽きる

家前の桃が、まだ沢山ある
農家さんは忙しすぎて、収穫が間に合わない
ぼとぼとと地面に落ちているけれども
農家さんの苦労を考えると
拾って喰うことはできない
まぁ叱られないだろうけれどできない

夏になると、桃はいつも家にあるし
野菜もフルーツもたくさんくれる
オレが作る無農薬の野菜なんかよりも
立派な野菜をプロの農家は作るし
育てる量もそりゃ凄い
ありがたいことだ
たまにアキシマーノのミスドでドーナツを
買って帰り、いつも桃をありがとうと
手渡すと喜ばれる
田舎には
洒落たドーナツ屋なんぞは皆無だけど
第三者の目で日々を感じていると
田舎には
都会に無いものが全部あると感じている

朝早くに
近所のおっちゃんが軽トラで走っているので
何処に行くのだ?と聞くと
ダムに行くのだと言う
おっちゃんは、標高500m上にある
山のダム湖の景色のいい場所に
地主に言うて竹小屋を作った
飯も炊けるし、山水もある
酒も飲めるし寝れる小屋だ
建物建築費は0円

竹は、山の農家の許可を得て
いくらでも持ってけと、自ら竹やぶの竹を切りまくり
トラックで運んで、竹を割って組み立てた
建築設計士なので構造はわかっている
こっちとの温度差は8℃だ
涼しくて素晴らしい場所だ
オレは、忙しいので全然行けない
なんだか、先を越された感じだけれど
オレなんかは、もっと面白い
生き方をしてやろうと思っている

たまに酒を酌み交わせる
昔を生きてきた歳上の仲間は
生きる希望や夢があって面白い