吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

くもり空はもういいよ

まったく
ず〜っと憂鬱な天気が続いている
湿度に敏感なので毎日しんどい
アキシマーノに向かう道中
雲の上を走っているようだった
天気予報を見るのも嫌になる
からっ風で暑くない日々は
何処へ行ってしまったのだろう

自然に手を入れなければ
こんな事にはならなかっただろう
もう手遅れだ

アキシマーノの上下水道請求書が
ポストに入っていて説明書きがあった
督促状かと思いきや
ロナの影響において
各家庭の家計を考え
しばらくの間基本料金を0円にする
と書いてあった

で、二ヶ月間の上下水道代請求が0円
凄いなぁとびっくりした
税収が儲かっている市は違うんだなと
しかも、市民に還元するとは
なかなかである
年金の少ない老人や
子育ての家族はありがたいだろう
良いことである
移住者も増えるだろう

イギリスの女王が無くなったそうで
世界中が報道しているけども
イギリスの労働者階級の人たちは
どう感じているだろうな
イギリスと言えば
God save the queen だよな
若い頃にピストルズを聞いて
パンクに目覚めたけど
ピストルズは曲調がマンネリだから
すぐに飽きてクラッシュを聞き始めたら
もう、パンクが自分の宗教になった
パンクロックは学校で教えてくれない
世界情勢の縮図
現実の世界を教えてくれた
パンクは”生きる姿勢で思想”だよと
ジョーが言ってたな

階級制度や政治問題を学べたし
ニカラグアの事や
サンディニスタやキューバ革命も
パンクロックが全部教えてくれた

ほぼ不登校で不良にもなれず
学校は糞だと
吠えてばかりのパンク少年
完全劣等生の自分を夢中にさせた
あの時代がなかったら
終わっていただろうな
パンクロックが救ってくれたんだな

ジョーストラマーの歌詞を
穴が空くほど英訳事典で調べ
世界の国々を知りたくなって
民族音楽でもなんでも知りたくなった
魂に火をつけたわけだな
パンクロックが

では、今日は
明るいイギリスの階級制度の未来を謳歌して歌う
現実を見る庶民のパンクロックを聞こう

国葬の招待状は来たかな?