吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

物事は準備から始める

朝起きて
3ヶ月ぶりに自転車を磨く
空気を入れてキレイに拭き掃除
通りすがりの人々に
神経質なやつだなと思われないように
何気なく拭き掃除をするけれども
どうにもキョロキョロと
周りを見てしまう
空気もパンパンでキレイになったので
涼しいので、仕入れに行く
爽快だな自転車は
旨いカレー屋が最近閉まっているので
気になって寄ってみた
ややこしい日本語が書いてあって
考えるほど、胃が痛くなってきた

風を感じながら
チャリで走っていると
ず〜っと
旅のことばかり想うのだ

若い頃からのヒーローである植村直己は
冒険への旅の一年前から
綿密な旅の準備をしていた

オレのヒーローなので
氏の書籍は全部読んだ
生き方が格好良すぎて
感動してしまったオレは
氏の生まれ育った
兵庫県の山奥の実家を見に行きたくて
元旦の日に思いつきのごとく
我の家族に
オレは今から旅に出てくると伝えて
決めたことだと
一切文句も言わせず車に乗り込んで
車中泊しながら
兵庫県の日高町へ
軽ワゴンで突っ走った

雪深い場所にあった
植村直己の生家を見た途端
号泣してしまったのを覚えている

元旦に、何故そんなアホなことをするのだ?
と言われても
植村直己はヒーローだからだ
じつに、自分に誠実な人で面白いのだ
日本の距離を感じてみたいとふと思い
次の日に、カッパと銭と英語の辞書だけ持って
まずは、北海道の突端まで電車で行って
そこから日本海側を延々と
野宿しながら、南の果てまで歩いた

歩ききって東京へ帰ってきた彼は
日本の距離はあんなもんか、、
とたいした感動もなかったと
自分で語っている

ホンモノの男は
説明も言い訳も
アピールも、な〜んにもしない
完全な自然体なのだ

何故、氏が
一年前から準備するかと言うと
冒険は一人で行くのが本質
もしも?誰かと行くと
互いに何処かで頼り合い
互いに気を使い
おかしな優しさが出る
すると、力が半減して
死への恐怖心が芽生え始めて
結果、圧倒的な景色を達成できず
中途半端に失敗して
ストレスだけが残る、、
それを、経験から学んだそうだ

それ以来、組織には属さないと決めたと
ヒーローは言っている
なんとも
格好いいのだ

何事も、カッコから入る自分なので
まずは、旅の準備を始めることにした
朝刊を読みながら気づいた
車中泊の簡易トイレ
うわっ!これだっ!

う〜ん、、と考えながら

あっ!と、また気づいた
新聞袋の在庫が無くなってる!
う〜ん、、新聞屋さんに電話して、、
電話越しにイラッとされたら
なんか腹立つしな、、

よし、新聞受けにメモを
貼り付けておけばいい

これで準備は完璧だ