吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

台風の名前忘れた

怒涛の台風
叩きつけるような雨
気分屋のように急に止まって
静寂の闇

勤め人の皆さんは
三連休をダブル台風負けで可哀想
家族持ちの方々
何処にも行けずの家族のストレスが
そろそろ基準値を超える頃です
こういう時は、大喧嘩をして
家を飛び出すフリも宜しい
捨てられてしまうのも人生
重い荷物は捨ててしまい
人生、逃げまくるも勝負也

まぁ、あいかわらずの知らんがな
アホなことばかりを言うております
雨降りの仕事上がりは
勉強に出てくると嘘をついて
客がおってもイトウに任せて
酒を呑みに出かけるわけです

いつもの場所で一人酒を呑んでおりますと
話し好きのガキが寄ってきて
勝手に同席するのでございます

ジャスミンハイを呑みながら
昆虫の話を聞かされます
昆虫自慢の質問攻めです

聞いたこともない虫ばかり言うので
腹立ってきて
こらっ、コオロギはいつ出るんだ?
旬の秋の虫を言えっ!こらっこのガキがっ!
と、おっさんは叱りつけるのです
昆虫自慢は、全部言いたいので
一切オレの話は聞きません
大人げないのですが、、
子供と話す時は常に対等ですから
関係ありません

しつこいので
虫の話はもう止めろと言うと
ゲームが始まります
こら、音がうるさい気を使え
音を絞れと言うと
慌てて音量ボタンを押す際に
カルピスをこぼしてしまって
あ〜っ!と
おしぼりで拭いておるので
こらっ!それはオレのおしぼりだ
しばくぞこらぼけっ!と
叱りまくるのです

大人になって困らない様に
男の礼儀を教えるのですが
今の子供は落ち着きがありませんし
大人を怖がらないのです
世間の大人が幼稚で馬鹿だからです
子供に責任はありません
なかなか小さな若手の教育は難しい
けれどもとても素直で
可愛い子なのです

きっと
面白く無い話を聞かされるよりも
いつもひとりでスマホもいじらず
ぼ〜っと酒を呑んでいる
何を考えているのか解らないような
こんなおっさんが楽なのでしょう
電車の話が始まったので
もう帰ると帰りました

家で、久米仙ロックを呑みながら
録りためているドキュメンタリー
上野千鶴子さん特集を見る
京大文学部の哲学科卒
社会学者でフェミニスト
男尊女卑の自分とは
対局の上野千鶴子さんである
考え方や話を聞いていると
歯切れがいい真っ直ぐの人で
物事の本質を突く
あたりまえが分かっている人であった

文学部で哲学科なんて
もう、頭おかしくなるでしょう?
なんて、男尊女卑のオレなんかが
酒呑みながら言うたならば
完全に、往復ビンタでしょうな
女性のビンタは痛いのです

あいてててて
あ〜いったぁ〜っと情けない
顔も腫れ上がりますが、
すんません
ちづちゃん、、
もう一杯だけ泡盛呑ませてね、、