中央フリーウェイ
ジュリアジャックリ〜ンを流しながら帰る

昨日は、店の全従業員とひっさしぶりの呑み会
近所のおっさんと呑むのも楽しいが
若手と呑むのも楽しい
息子もやってきて皆で盛り上がっていた
はきだめ日記で、初めてクラッシュを知ったと
女子が教えてくれた
そうか、今の若手はパンクスを知らないんだ
ピストルズもクラッシュも知らないんだ
そう思いながら今の世代を考えていた

15歳の頃、ザ・青年期
団地の四畳半の部屋の中
世の中に対する
青年期特有の反抗心と怒り
無知の魂
ぶつける場所がわからない思い
爆発しそうになった時に
パンクと出会って人生が変わる
すべての怒りは自分の無知の魂

天井を突き抜ける様な衝撃だった
希望と夢を想像力で描き出して
電柱を見ただけでも
ぶっ壊したくなる思い
若い衝動だったのだ
今の時代じゃ考えられないが
魂の底には
パンクスの血
まだ少しだけ残っている
と、思いたい

若手とたくさん話をした
今の時代、会話が大切なのだ
便利なスマホで検索するよりも
顔と顔で会話することが大切だよと
みんなと話した

若い頃の、希望や夢や幸せ
待っていても落ちては来ない
奪ってでも、掴み取らないと
得ることは出来ない
大きな幸せを描いてほしいと思う
言えることは只一つ
”自分で徹底的に考えて
大きなリスクを抱えて行動しろ”
だけである
面白くもないヘタレな大人に
なってもらいたくはない
たくさん思い出を描いてほしい

若手にサブスクってなんだ？とか
デジタル言葉をいろいろ聞いた
なるほど、そういうことかと、、
この国では、新しいものはすぐに無くなる

家に戻ると
家が女子部になっていた
炭酸水を呑みながら
静かな外の景色を眺めていた

久しぶりにピアノで環境音楽を弾いていると
忙しい娘がやってきて
あっちへ行けと光線を送るので
なんだかなぁと居場所なく離れる
外は、久しぶりに暑い
とぼとぼと近所の畑へ出向いて
たくさんゴーヤーを頂いた
明日は一人でゴーヤを炒めて食べようと思う
旅するなら
誰も居ない夢のような旅へ行きたいのだが、、

アラスカからリオ・グランデ
利尻島から仁淀川を超えて屋久島まで
世界の果てまで見てみたい
パリ、テキサス、風鈴の音
縁側の鈴虫
風が吹いて
少し涼しくなってきた
もう、台風は大丈夫