吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

今日の晩御飯は、おでん?

店へ向かう途中
目の前のバスに空が写っていた
こういう瞬間は
都会にいても少しホッとする

でもしんどいね、都会暮らしは
来週は、ずっと仕事で都会暮らしだなぁ
と、思うと気が重くなるけど
何処に居ても、日々面白く暮らしたい
万が一、自由の無い隔離されたような場所に居ても
なにか、小さな生活工夫を考えてしまうだろう

いちいち色々と考えてしまうので
アホな脳が疲れてるのに
日々夢ばかり見る
これは、いかんぞ
と、これまた考えた

次の日の組み立てを
な〜んにも考えないようにしている
性格柄、仕事も遊びも下準備を綿密に考えてしまう
もう、それは自分に慣れっこなので
自分を変えようと試行錯誤
最近は
逆な自分を日々試している

その一つが
”東京生活シンプル一人鍋”
これを思いついて
来週試してみることにした
情報は何も見ず、頭に入れない事

具が多いと喰いきれないので
簡単で美味い出汁を作って
仕事帰りに風呂を浴びて
深夜、酒を呑み鍋を喰う

どんだけ都会の一人鍋が侘びしく
寂しいものなのかを実験してみる
オレだからできる
想像すると
酔うて起きた朝方
残り散らした鍋を見ると
もう一人が嫌になるだろう
と、思う景色が見える
そこを、あえて挑戦してみたい

色々準備を考えないこと
雑に行くこと
これ大事、、

昨日、お客さんが言っていた
仕事場で、結婚届の受付で来た女性と話をした
仕事柄、プライバシーには入らないが
話しているうちに彼女の話に夢中になって
プライバシーに入り込んで聞きすぎたけど
彼女は、素晴らしかったと、、

彼女は未婚で76歳
相手も未婚の76歳
そんな年齢で結婚?と、なるが
彼女曰く
長年の気楽なひとり暮らしで
一人が楽と言うことに、もう飽きてきた
短い残りの人生を結婚相談所で紹介された
話せる男性と生活を共にすることにしたと、
相手が見つかったので結婚するとおっしゃって
深く考えさせられたと言っていた

素晴らしい挑戦だと思う
誰に何を言われようが
自分の一回きりの人生だ
何度でも乗り越えて試して見ること
ザ・76歳
これから離婚して再婚すれば、また面白い
安定を求め、何もしないよりは
面白幸せ人生だろう

で、田舎へもどる
家のテレビにもバスのように
自然の景色が映っていた
自然は広いほうが美しい

休日は、朝七時に風呂に入り
湯を呑んで、ビールを呑む
今日はなんだろうなぁと考えてから
部員オレ一人の木工部工房掃除にとりかかる

木工では工具をきちんとしておかないと
段取りが進まない
大工のプロの工具周辺は綿密に計算されていて
用具入れも全て自分設計で作る
腕の良い大工は、何でもきちんとしているのだ

劇団ひとりみたいだけれども
木工部部員オレ一人も掃除にとりかかる
ドリル入れもきちんと整理する
これだけでも作業効率が違うのだ
なんて偉そうに思いながら
腹が減って作るのも面倒くさくて
配達ピザを頼む

娘さん二人と外のテーブルで
またビールを飲みながらピザを食って
受験で賢い娘さんの近況話を聞きながら
へ〜っほ〜っと感心しながら
お母さんは?
女子会ランチだそうで
まぁ、それぞれの日々である