吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

メキーバ

かんたんに生きることが心情なのに
この商売は、日々の在庫と同居の仕事
すべては生活のため金を稼ぐ手段
好きでこんな仕事をするわけがない

仕事は、好きな仕事を楽しくするものだ
と、人は言うけれども
仕事なんてという言い方は
罰が当たるかもしれないが
何でもどうでもいいのだ

芸術家だろうがなんだろうが
ギャランティーが入らなければ
やらないのだから
金がたくさんはいるし
仕事が楽しいから好きと
言う方が正直だ

家には、でかい倉庫が2個あって
様々なモノに溢れているし
畑仕事もあるし、木工場もあるし
荷運びの車も居るし通勤用の車もいるし
最近では車泊の楽しさにハマっているし
なんともまぁ
シンプルとはかけ離れている様で
ああ、ややこしいぞと
いつも自分に問うているが
己の思いや考え方とは
真逆の一面もあると認めることだ

これで犬でも飼ったなら
身動きできずに、えらいことだ
飼わないけれども

可能であれば
海の見える過疎地の山の中で
犬と鶏と羊を育てながら畑仕事をして
静かに本を読みながら余生を送りたい
そのための練習の日々のような気もしている
でも、ややこしい男なので
あ〜でもないこ〜でもないと
動き回ってしまうのだろう

作家の立花隆が生前に言っていた
自分が死んだら
遺骨は何処にも残さないで
ゴミと一緒に捨ててくれ
莫大な資料も本も
すべて売っぱらってくれ
処分の金は置いておくので
業者に任せて
遺品すべてを無くしてほしい
と、言っていた

その気持ちはよく分かる
ここ一ヶ月ほど、録りためていた
ドキュメンタリーTVも見る気がしない
世界野球がやっているけれど
店屋で見てもな〜んとも感じない
あんなに野球が好きだったのに
うるさいのでイヤホンをして
見ずに呑んでいる
大谷くんは凄いらしいが
オレが監督なら
ファンのためかなんか知らないけど
気合の声みたいなの叫びながら
君投げてるけどさ、、
ああいう表現
鬱陶しい人は鬱陶しいから
あれ幼稚で格好悪いよ
じゃあがんばって、、
と伝えるだろう

投手は、打たれても表情を変えずに
淡々と投げればいいのだ
凄い人はアピールも表現もしない

でも、メキシコとキューバの打力は見たい
カストロのキューバと
メキシコのタコスとテキーラだ
そこで育った打力と選手の眼を見たいな

U2の新譜が出たようだ
大好きなBADの再演奏が入っていて嬉しい
車で聞こう

https://youtu.be/LHBPhKPHWWI