吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

季節の花さん教えてクレイマー

心身ともに疲れ果て
早めに寝れたけれども
悪い夢ばかり見てけつかるので
もううんざりだと起きるバカ男
湯を沸かして煎茶をのんで
娘の新品の制服の美しさを褒めて

朝の庭に出て光を浴びてみる
何も知らぬように
イモは元気に生きていて
可愛らしい黄色のたんぽぽが咲いていて
裏の庭ではぶどうの樹と散水ホース


彼女はいつも前向きで
どんなことでもやりこなす
日々をもて遊ぶように生きて
心の弱い男を抱きしめては
心をさらけ出し
愛を励まし笑っては
夢も見ないで朝を迎える
羨ましい羨ましいと
男はいつも呟いている

ここ一週間は
The Deep Dark Woodsを聞いている
深い闇の森
このバンドを聞いていると
自分の事のように思えてきて
涙が出そうになって
映像に映る彼を見ていると
他人とは思えない

何をしてもうまくいかず
心をぶつける場所もなく
悪になる勇気もなく
ふてくされていた
蒼く若い頃を思い出す
何をしても要領悪く
失態バレれば
親父に殴られ
涙も出ずに天井を眺めている
希望の光はあるのかなぁ
と、いつもうなだれている

日々は過ぎていくよ
気にすることはないさ
上手くはいかないだろうけど
駄目なら駄目でいいのだ
少し先へ行けばいい、、
と、今じゃ
言い聞かせてあげられるのに