吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

大晦日、明るい家族計画

昨日は、浜名湖産のうなぎを喰えた
大人になって良かったと感動
車だから酒が呑めなかった
冷酒を呑みながら鰻を喰えたら
感無量だっただろう
いつの日か、いつの日かだな
夕刻、帰宅
ドキュメンタリーを見ながら一人酒
歯を磨き、疲れて寝る

6時半起床
穏やかな男と話をする夢を見た
心の辞書を問われる夢だった
男曰く、、
歳を取ると、我慢と辛抱が大切だと思わないかい?
と、オレに問う
穏やかに、男の眼を見て話す

“私の辞書には、、
残念ながら、
我慢と辛抱のページはありませんよ
こないだ破ってゴミの日に捨てました

私の心の辞書にあるのは、
”地獄と銃殺”です
最高でしょ、と言うと

相当、悩みを抱え込んでいるのですね?
氏は、何か答えを用意している様

私は言った
あなたほど無知で
人に無頓着な人間ではないですよ
と、笑顔で話した
氏は少し笑い
握手をして別れた

目が覚める

最近、フロイトの夢判断を思い出し
幼い頃みたいに
起きぬけ夢の散文を乱れ書く

なるほど、、
今年最後に、良い夢を見た
どうやら自分自身
希望に溢れた
優しい新年を迎えそうだ

ザ・大晦日
心が穏やかで素晴らしい
女子部は中国地方
ひとり大晦日
広い家に一人初体験
たくさんの窓を開け
自動便利なロボット掃除機
ストーヴで鉄瓶を沸かす
緩やかなバッハが小さく響く
湿度は59%雨が止んだ様だ
洗濯物は、外に干そう
山の向こうに太陽が見えてきた
ひとりは楽しい

来年は、60歳
男人生、分かれ目の年と云う

2度のファミリーチャレンジ
子も四人
最低の父親像
申し訳ないが、
なんとかそれぞれに
暮らせる景色もつくった
もういいだろう、、
よく頑張ったと、自分を褒めている

60年間
生活は、うすのろ
人と暮らすことは、、
それはそれでややこしいこともある
悟れば、それもいいものだ
男は、何かを成せなくも
生涯一人の道に憧れる
いつも焦がれているのだろう

今日、おそらく、女子部は
相当な旅疲れだろうから
カレーを仕込んでおいた
一日味をなじませている
重いだろう灯油も3発挿れておいた
洗濯も部屋じゅうもお掃除
床も水拭き、なんでもござれだ

自分勝手な馬鹿なりに、、
人の為に生きる術を学んだ
死ぬるまで修行とな、、
こうした日々で自分を変える
何様だ!と自然の神は言うだろうが
まぁまぁまぁと言うにケツ
好き様に生き放題
わがままに生きる
男尊女卑、生涯女性に気を使う

金ではなく
人を幸せにしたことのない人間は
不幸だと思う
自分をその場所へ置いてみる
人なり、子なり
暮らしの中、小さな幸福
人の為に生きる景色
自分の時間を壊す景色を許し
無駄で美しい景色を見る
身体で感じた方がいいし
皮膚で感じたほうがいい

あなたの来年は?
地獄と銃殺、明るい家族計画
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