18歳の頃
毎日聞いていた音楽がラジオで鳴っていた
家に戻り聞いたら
じんわりとあの頃を思い出した
二人組の元パンクバンド
ヴィニ・ライリーだったか?
バンド名はスペイン軍のアナキスト
ザ・ドゥルッティ・コラム
この人のエレキギターが気持ちよかった
このギターを真似してよく弾いていた
パンクは思想
どんどん静に向かっている
18歳の頃
食パンを焼いてマヨネーズとケチャップをかけて
パンの端を捻ってそれで塗る
洗い物がめんどくさいので
そうやって立って喰ってた
ひとりでいると面倒だ
最近は、まな板を使わずに
宙で野菜を切る方法を発見した
ネギでもなんでも空間で切り落とす
すごいだろ
あの頃と、思考は変わらない
今日も、不動産屋の古民家を見てきた
90年の古民家
裏山も畑も自由に使って良いと言われる
家の裏には、湧き水が流れ
水には困らない
それぞれの古民家には、、
先祖の生きてきた証が刻み込まれている
凄いなぁと、天井の梁を眺めながら
いつも昔の技術に圧倒されているし
家屋の広さにいつも驚いている
なんだか、、、
オレが住む場所じゃないな
と、感じ始めている
小さな家と菜園が少しあれば十分
そう思えてきた
歳を取れば取るほどに
暴れ者は、静に向かう
何もかもが面倒だ
いろんなことを思いながら
日々は、只々過ぎていく