吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

言葉の意味

家の桜がようやく満開です
心配していた芋の芽も出てきて
ほっとしている

昨日、NHKで見た
“Last Days 坂本龍一 最期の日々”
もう、壮絶すぎて身体が震える
息子さんが、病室の映像を残していて
氏の指先は、ずっと音律を描いていた

死を覚悟した坂本さんは
自己観察する様に
細かく自分を見つめていて
最後には、四人の子供を
一人づつ部屋に呼び
一人一人に話したそうだ

自分にも子供が4人いるので
ずしんと、突き刺さった

坂本さんの
静かに語る言葉
言葉の意味を考える

”闘病中は、音楽を聴く力が無い
音楽を聴くには、体力がいる
闘病中は、雨や風や
自然の音だけを欲している
残す音楽、残さない音楽
生き直そう”

言葉の意味を考えている