吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

辛抱と心棒

田舎暮らしは、曜日感覚が薄れてくる
日曜日か、、
野菜が美味しい季節になってきた

畑で野菜を食うだけとってくる
今朝のサラダは、四種の野菜のミックス
少しお芋も掘ったので
茹でてポテトサラダ
ぜ〜んぶ無農薬なので
雑草が生えまくるわけで大変だ

このええ加減な造りで
生きてきた男としては
マメに畑に夢中になってはいけないし
ストイックに考えてもいけない
めんどくさいので雑草は抜かない
楽して育てる自然農法
熟練者が言っていた
ゆっくりと時間を気にせず
昼寝の時間を作るための自然農法
働く基本形である

何事も、カッコから入り
飽きなければならない
我慢して努力し頑張ると
必ず病気になる
そう思っている

事業は面白いが、
仕事も商売も飽き尽くした
継続は力なりとは思うけれども
継続だけかね?
運もあるだろ?続いているだけだろ?
と、物事を信用していない

生涯、、仕事が生きがいで
働けることに感謝している
なんて、アホらしいことは思わない
芸術家だって、、
心の奥底では日々に飽きてるだろう
また、作品を生み出すのかぁ、
あ〜しんど、でも金を稼がなきゃなぁ〜
想像力は、金じゃないけど
がんばらなきゃな、、
と思うだろう
いや、金だね、運と金かもしれないな
と別の自分が思うわけだ
人の欲求には底がない
次から次へと欲求は湧いてくる
自然界では、
人間は必要のない生き物だ

30歳の時に将来性を考えた
この国の社会システムを考察すると
この国で生きることは
アホらしいと気づいた
少ない年金、社会保障
自動的にそれらの為に
若い頃から搾取される税金

生き抜き働く様な事はせず
50歳で仕事を辞めると己に約束したが
なかなか果たせなかった
10年遅れた、もう手遅れだ
10年前より体力も落ちているだろ
人生は、キッチリいかない

店の若手の大学生達が
一緒に呑んでくれませんか?
と、連絡をくれた

えっ、嘘だろ?
こんな鬱陶しいおっさんを?

若手が誘ってくれたので、明日から東京
何も話すことは無いけれど
今の大学生の話を聞いてみよう
共通点は、一切ないけれども
人の話を聞くことは大切だ
若い子らには、属さぬ希望をもってほしい

店用に
たくさん野菜を持っていきましょう
下ネタとか大丈夫なのかな?
イトウサンにセクハラされているのですが、、
どうすればいいでしょうか?
と、相談も受けるだろうな
真剣に答えてあげなければいけない

気持ちはわかるが
黙って我慢で何をされても辛抱なさい
いつか、何かが芽吹き始めるから
希望を持ちなさい
と、答えてあげよう