吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

湧き上がる炎

60歳を過ぎたら一人暮らしが心地よい
いやはや満喫しております
全てが自分のリズムで、すべては自己責任
好きなように暮らしていると
生活がみだれそうかと思いきや
これが、質素でじつにキチンとしてくる
食事も全部自分でやるので
外食はしなくなったし揚げ物も食っていないから
ズボンのベルトの穴も2個移動
少し痩せてきたなぁと思う
そろそろ主治医の健康診断なので
数値もいい感じになるだろう
なんにせよ、男は60超えたら
家族との生活から離れて一人暮らしだ
人と暮らすのは、もう十分だ

徳島の上勝町の山に一人で住んでいる
薪で暮らす中村修さんのYouTube
前回に続き、素晴らしくて3回見てしまった
頑固でもなく穏やかで、人を避けることもなく
日々が、楽しけりゃそれでいいと
頑張らず無理もなく諦めもせず
ストレスの原因なるものを避け
自然体で暮らしている
とにかく家が良い
すべてがキチンとしていて美しい
質素で清潔だ

台所の棚を何度も見ていた
たくさんのスパイス
オレも棚を作ろうと作り始めた
今度足りない材料を仕入れて
全面に棚を作るのだ
この人は、カッコいい生き方だなぁ
本物の人は、表現の表には出てこない

久しぶりに、スパイスを感じようと思う
昔、インドの市場で
あまりのスパイスの種類の多さに
びびって腰を抜かしそうになった
スパイス地獄は、身体の健康地獄

パジャマと靴下に穴が空いたから
デニムのヒザあてシールを使って
アイロンがけが楽しい
正座して茶をすすりながら夢中になる
無駄にしない生活
捨てない買わない
ミシンもやってみたい
自分の思いの雑巾を縫いたいのだ
昔のオレなら、おかまか?と思うけれども
おかまでいい
男嫌いで女好きのおかまになればいい
なんのこっちゃでありますな
まぁ、とにかく男という生き物は
死ぬるまで、新規の道を探し求めて
よろよろと歩いて行くのであ〜る
明日は、久しぶりの東京労働だなぁ
仕事に対する燃えたぎる情熱もなく
ぜんぜん緊張感も湧いてこない
どうしようもないなぁと
中村さんと
人生について話してみたい心持ちです