
資本主義の波に乗り
島国根性なんとやら
小国でありながら
よくぞ経済ここまで辿り着いたと
拍手喝采、、
昔からの先人バカが言う
曰く、見事に中途半端な
日本個人主義の集団を築いたもので
建売住宅ボロ儲け、二世帯住宅ボロ儲け
高層マンションボロ儲け
人は知らぬと、きたもんだ
さぁ、貴様も波に乗れ、と言われても
波乗らずのアウトロー
さぞかし、怒り
言いたいこともあっただろう
が、貴様、負け国の一員である
ざまぁみろだ
ざまぁみろと、、声がすると
米騒動ならぬ
米価格暴騰とな、、
知らぬわたしゃ、値段を聞いて驚いた
急ぎ、北国の元サラリーマン
兼業農家の後輩に電話する
おいっ!米が高いそうだから
オレにバッタ価格で玄米譲れと
脅しをかけると
はい、送りますと
30キロの玄米届く
農協の卸値よりも安い
破格の値段
ありがたやとお礼を言い
家で精米しながら
女子部家庭の分も備蓄
新米できたら
小売り契約しましょうと弟子が言う
よしわかった、ついでに
店の分も送れと指示をする
イトウちゃんに高い米は、もう買うな
オレが精米して届けるぞ
バカ国、欧米に歩調合わせ
減反から自給を捨てた国
ざまぁみろだな
腐れ日本
失った先輩方に物申す
大事なのは、人と人の関係性
目先の都合に目を向けすぎて
人を育ててこなかった
伝承の文化を築けなかった罰は
これからも続くだろう
若手よ、気をつけろ
糞ネット環境で己を見失うな
未来の子供達のために、
先人バカと同じ道は征くな
アイデアで新しい道を築き上げろ
愛を持ってだ
自分の事より、人を育て
その人を育てなさい
阿呆な己でも
後輩の面倒を見ておいてよかったと
今になってつくづく思う
ダメな男ばかり号泣と暴言
大丈夫だ大丈夫だと励まし叱り
酒を呑んでは説教グダグダと
醜さと美しさの境界を語り
よう付いて来てくれたものだ
人と人、魂は伝わるものだと
人間に感心している
人はそれぞれそれぞれ成り
思えば、感謝している
わたくしごとき
北も南も、魂の弟子がすぐに動いてくれる
みんな優しいな
男は優しく生きるべき
人に優しくない男は
中途半端な金を持とうが
圧倒的な優しい幸福は掴めない
と、思いながらも罰が当たる
風邪で五日しんどかった
あいも変わらず熱は出ずも食欲はあった
けれども喉と咳
たまらぬ日々だった
コロナ検査もされて鼻に棒を入れられ
インフルコロナだと?
流行りモノに、死んでもかかるかと
男一匹突き進めと気合いを入れたら
肺も正常、ただの風邪
しかし、
こんなにも風邪はしんどいのかと
風邪には参った
心に風も吹かなかった
風邪とて、頭痛もせずだし
寝ていても暇なので
美しい飯を作り
米櫃を桐の板でつくり
厨房の乾物入れやらを作る
咳をしながら休みながら、、
寝転んで高倉健の三部作を拝見
号泣の嵐であった
なんだろうね
あの寂しさと、優しさと
人を殺したことのある様な男の眼
すごい俳優だ
ハナ肇凄いな、真っ直ぐだ
泣かせる男、魂に響いたよ
二番手の男は美しい
日々は、忘れてしまうだろうが
死ぬるまで行こう
男よ往け
己の人生を食い散らかしてやれ
敵は己だからな


