吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

品乳

2車泊終えて都会から戻る
中央道5℃寒い
大月に近づくと積雪模様
この場所は冬になると雪が積もる

勝沼インターに出るとまったく雪なし
娘に合格おめでとよくやったと
菓子持ち尋ねる
実に嬉しそうだった
通学用に電動自転車を買うて欲しいと
品番まで教えられる
自立と成長
頑張れ頑張れと励まして帰る
長女は、ぐんぐん背が伸びてきて
オレの背に並ぶようだ

帰りの車中
大きくなったなぁと
娘の幼い頃を思い出し
懐かしさに感じ入る
車中、Wilcoをずっと聴いている
このドラムもバンド演奏も
どんどん音数が少なくなってきている

どんな音にも間が必要で
家具の様な、抜きの音楽は
素晴らしい映画のような景色を彩る
なんにしても空間とセンス

言葉数もアピールも
何もかもが、少ない方がいい
表現しない美しさ
削り尽くした景色には
強烈な品がある