この季節になると膝の古傷が痛み出す
痛み出すと、梅雨が来るなと感じるけど
ほんと、不思議なものだ
季節を感じるかのように
自分の意識外で、自分の細胞が季節を掴み取り
弱い膝に集まって刺激を与える
ほんで、
呆けた自分が、
あゝ梅雨だなと痛みに教えられる
死んだように生きているだけだ
この二日の厨房仕事はキツかった
立っていられない痛さで
何とか乗り切った
昨日、23時に家につき
くたくたでそのまま寝たが
案の定、四時半に眼が覚めて
あ〜眠いと寝ようとするが寝れず
さぁ、行くか、、と思い立ち
体の具合を感じてみる
何とか膝の痛みも和らいだから
軽トラに乗って丸太ん坊やに変身
朝の富士川沿いの景色は心地よく
膝の痛みも忘れたようだった
今週お気に入りの音を聞きながら
冷たいミルクコーヒー缶で眼を覚ます
良いバンドだ
Farewell Milwaukee

昨日、常連の老齢のお客さんと話す
いろいろ仕事場の人間の話を聞く
今の会社組織は、えらいことだなと感じる
昔が、全ていいとは言わないけれど
上司になる男は
部下の失敗のケツを受け入れ
解決して見せる力があったし
部下からも信頼された
酒を呑みバカ話をしながらも
互いの会話の中で
人と人との信頼や関係性を学んだ
部下は、この人に
恥はかかせられないと思い
そうして組織は強くなった
今じゃ、訳のわからぬ男女平等
コンプライアンスがどうだらと
訳のわからぬ規則
枠組みばかり作り続けている日本
今の日本人社会は
息苦しいように
首を締め付けている様だ
日本の個人ひとりの生産性は、世界22位に落ち
韓国台湾にも追い越されたそうで
何もかもが見せかけの様で
生き苦しく息苦しい
枠の中にいると
枠の中だけで事が進むだけで
驚くようなアイデアは生まれない
そのうち守りは攻撃を生むだろう
知ったこっちゃないけれど
今の社会は、えらいことだと痛感している
組織の中の人々は、
枠の中にいる自分を侵されないに
気をつけてほしい
丸太を運び
いつもの場所で
トイレを眺めながら休憩する
ぼんやりと空を眺めながら
想うことばかり也、、
人生死ぬるまで
希望と悩みを抱えながら
あ〜だこうだと、うだうだと
生きて生きて慌てふためき
”いつの日か、
朝陽の向こうの
あの光に、あの太陽に
辿り着きたいんだよ
掴みたいんだよ”
と呆けもって
110歳まで膝をかばいながら
自分だけ、生き続けたいのですよ

