吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

今年は、チマチマした笑いをコソコソ話そう

最終日は、地獄居酒屋アラスカで
60、70、80代の3バカ爺さん会
人生話で静かに盛り上がり新年を迎える

ザ・正月、苦手な正月
現実は、倉庫寝袋で目覚める
深夜二時にマイナス1℃
こうして人間は、凍死に向かうのだろうな
と、アラスカ地獄を見る
寝袋は、−20℃まで耐える上質なものなので
心配はしていなかったが
とにかく顔が凍りつきそうだった
顔面マスクをしないと無理だな
というか、倉庫寝は無理だ年末にバカすぎる
何にチャレンジしているんだ
女子部も呆れ果てて、元日は、家で寝ろと言う

身体が凍えているので塩山の温泉宿に出向く
400円の源泉温泉
身体にしみる
家に戻ると女子部はいなくて
初詣に出かけたらしく
ありがたいことに雑煮を頂く
餅を焼いて食す
昔、オレの好きな雑煮レシピを伝えた
雑煮を続けているようで
品がよくて、あっさりしていて美味しい
あの人は、昔から料理のセンスがあるなぁ
すべてがさりげない女性の味

汁を二杯頂き
持ってきたエスプレッソをガス台で煮出して飲む
花で飾られた室内は、静かで落ち着く
おんなの部屋だなぁと感心して
冷蔵庫を見るときちんと片付けられていて
ほぼ、すっからかんで余計なものが一切無い
シンプルで清潔だ
なるほどな、と勉強になる
帰ったら冷蔵庫を整理しよう
料理人の冷蔵庫は、
シンプルにセンスよくしなくちゃな
冷蔵庫は、内臓を見られているようなモノ

やることもないので
娘のお年玉を置いて元日だけど帰ることにした
家に戻り、事務仕事でもしよう
皿を片付けて家を出ると
女子部が帰ってきて
美味すぎるケバブをくれた

夜に、おせちを食べるから来ればいいと
言いなさるので、
あ〜ではまた夜に伺いますとなる

雪が降るというので
店用の野菜を収穫しに行って
あまりに寒いのでまた風呂に浸かる
一時間かけてまた戻る
豪勢なおせちが並んでいて
美味しそうだった
樽酒を呑みながら娘たちの話を聞く
女子は、紅白の話で盛り上がっていたけれど
年末年始は、テレビをつけないので
話の内容が全く分からず酒とおせちを食べていた

上等なおせちだけれど
今の時代は、みんな予約して買ってくる
全部自分で作っている家庭はないだろうな
美味しいんだけど
あの〜、否定じゃなくてね、、
オレ、昔から
おせち好きじゃないんだよね
あんなに食えないし全部冷たいでしょ、、

牛蒡を煮たのはさ、
熱々で食いたいし
今のおせちは、みんな冷蔵保存してあるし
文化的にも素晴らしいと思うんだけど
オレの正月は、樽酒と雑煮だけで十分なんだ
年中、質素な感じでいいんだ
昨日も、座敷で寝袋で寝た
倉庫に布団セットはあるけれど
布団を押し入れに入れる
オレのスペースがあるわけないし
置かせろなんて言えません
圧縮袋に入れて吸い込む作業もめんどくさい
おかげで腰が痛うなりました

朝一番で放光寺に行きました
寺が始まるまで待っていました
ここは、住職が大声でお祓いをしてくれます
1番でした
おみくじを引いたら書いてありました

”今年は、人に騙されるので
静かに謙虚に暮らしなさい”

もう、全然ついていない一年の始まりということなので
クスクスと一人笑ってしまいました
おみくじありがとうでございます
こういうもんです
オレらしくていいなと思いました
いいことばかりはありません
あきらめましょう
帰りの車で聞いていた
バンモリスンが、心に響き渡ってました
今年は、イラっとしないように気をつけよう