吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

朝の光

昨日から小屋生活が始まった
広さは4畳
なんだ?ここ数年の落差のダイナミクス
自分でも呆れ果てている
が、マンションの1Rなんかよりも
地べた小屋の平屋4畳は、実に心地よい
まっすぐ先に桃畑が映り山が見える

早速茶を沸かし、エスプレッソを淹れた
朝の空気は美味しく
外の蛇口の地下からの凍りつくような水
顔をじゃぶじゃぶ洗い
小屋の整理で一日を終える

近所の爺さんは、
阿呆なオレの行動状況をずっと見ていて
帰ってきたな、人生いろいろだよ
面白く生きればいいと
ニヤニヤと楽しそう
こっちは必死なんだぞと言うていると
おれは、庭にお花畑を作るんだ
やっと出来るんだと嬉しそうに
球根を色々と植え付けていた

3年ぶりに住むこの場所は
あいかわらず葡萄畑と桃畑
広々とした光景を見ながら
もっと簡単に生きないとなと
ややこしい自分に問いただしている
長女は、明日は東京で国立大の二次試験
もはや、声をかけることもなく
母親と東京を満喫してきなさいと
心で願っている

下の娘のピアノも、
ずいぶんと上手になっていて
なんだか、進歩していないのはオレだけだ
好き勝手放題で家を出て
やりたいことしかやらず
飽きたら帰ってきて寝させてくれと、、
どうしようない男だ

東京から仕事で帰ってきたら
何かあったら利用してくださいと、
それくらいしか言えず
畳の部屋で寝ているのだ

でもなぁ、ありがたいが、
女子部の家はなんとなく
男には、居心地が良くない
台所を使うにも気を遣うしな

なんとか小屋の内装を作り直して
狭くても小屋で寝て過ごしたい

昼は、小屋で飯を炊いた
いい感じだった
今は、いろんなことを考えないようにしよう
どうせ愚かな人生だから
オレね、この子好きだね
不器用だけど、真っ直ぐだから