吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

殺す武器は美味しい料理

5時起き
外はまだ薄暗い
毎日のルーティーン
布団を部屋隅に畳む
窓を全開空気を流し
座敷部屋を座敷用の箒で履く
ようやくしなりの良い箒を見つけた
嬉しく気持ちが良い
畳の目に沿って丁寧に履く
畳の目も喜んでいて心地よい
部屋が美しくなるのは気持ちがいい
掃除も修行、誰のためでもない

小屋へ戻り
箒で履いて外も掃き掃除
そして歯磨き

ほうじ茶を淹れて椅子に座る
何も考えず緑を眺めながら
ゆっくりと喉に通すのだ
野鳥はまだ来ない
エスプレッソを沸かしカフェオレ
砂糖をたくさん入れる
朝トレ水筒の準備
足の指と足裏にオイルを塗りマッサージ
6時前に家を出る
軽トラを降りて球場に入るまでに
今日の身体の状態がわかるようになった

おお来たのか?と球場の神様が見ている
あいすいませんと完璧ではない体でベンチ入り
イトウに準備運動を言われているので
ゆっくりとストレッチを施して
スマートウォッチのセッティング
GPSで位置が全部バレる
3、2、1でスタート
8キロメートル1時間17分歩く
来月から1キロ増やそう

家に戻り息を整えながら
スパイクを磨き綺麗にする
靴紐がもうダメなので張り替える
地獄の赤色
内臓脂肪が溶け出しているのがわかる

腹筋、ストレッチ、ラジオ体操1〜3
そしてもう一度全身のストレッチ
風呂の用意をしてシャワーを浴び髭を剃る
さっぱりとなり全裸で冷たい山の水を飲む

体重を測り、今日のデータを書き写し
洗濯しながら朝飯の準備

洗濯を干して
飯を食えるのがいつも9時
ほぼ3時間のトレーニング
自分の苦手だったワンパターン
光が見えるまで毎日同じ事を繰り返すこと
百日回峰行に学んだ大切なことだ

今までの自分自身に飽きた
もういい十分だ
己を全否定して
今年の3月から生き直している
少しずつ変わる自分を第三者の目で見ている
おまえ、最低だけど最高だよ
丁寧に丁寧に、この一日を過ごしなさい

カレーの仕込みの準備
山の肉屋へ仕入れをすませて
軽トラに乗り込んで材木屋へ走る
杭の材料と野地板を仕入れる
野地板に電気鉋をかけてもらう
社長に珈琲をいただき少し話をする
材木屋には大量の鉋屑がある
牛舎では、家畜の掃除に使うと言うが
畑の土に混ぜるとどうなるか?
窒素、リン酸、カリ何が足りぬか?
これが、土の具合と野菜によって必要量が変わる
この畑の三要素が難しすぎる

芽が出てきているクローバーは
空気中から自分で窒素を吸い取るので
窒素の堆肥を入れると死ぬ
自然科学は難しい
だから人間社会よりも自然が好き

材木屋の近くで遅い昼飯
吉田うどんを食す
ここが一番美味しい
馬肉が最高
帰りに、色々食材を仕入れる

明日のカレーの仕込みと
最近、食いたいと思うのが肉豆腐
最高にうまい肉豆腐が食いたい
ならば自分でレシピを考えて
イトウに渡せばいい
昨日夢にまで出てきたから
今日仕込んでやってみよう
帰りに内田のおっさんとこの綿豆腐を仕入れた
畑の春菊、玉ねぎが基本だな
色々考える前に、即行動するべし