中日の山本昌が好きだったです
彼は同年代で、５０歳まで投げました
本人曰く、80歳まで現役でいたかったそうです
彼の良いところは、発言がマイナス志向だからです

僕らの世代は、勉強しろ、宿題しろ、普通でいろ
公務員になれ、プラス思考で生きろと
散々言われて育ちました

まともな人間は、抵抗反抗を繰り返し
真逆に生きようとします
そんなふうに育つと
プラス思考が胡散臭く見えて腹立ってきます
それが、ボクらの時代でした

山本昌が、言っていたのがオレと同じでした

「僕は朝起きたら
自分の身体の痛いところを探します
あ〜今日は腰がいたいなぁ〜
股関節もよくないなぁ〜
と、起きるのです
今日も頑張ろうなんて思いません
どうにかなるようにしようと
一日が始まるのです
80歳まで続けたいからです」
と、言っていた

同僚に今年一緒に引退しようと
誘われたそうですが
日々、身体の痛いところを感じながら
なんとかこなしてきたので
自分なりに続ける自信があったのでしょう
「俺はまだ伸びしろがあるから
おまえだけ引退しろと」言ったそうです

桑田も、落合も、野村監督も本物の選手は
オレから見ると、ちゃんとマイナス志向です
だから好きです

ボクは野球少年だったので
試合が緊迫してくると
監督が鬼のように打たれるなよと睨んできます

「いやだなぁ皆興奮してるなぁ〜
オレがマウンドから球を投げないで、家に帰ったらどうなるかな？」
そんな事ばかり考えていましたね

今朝も起きると、朝の身体を感じながら
湯を沸かし、お茶を入れて爺さんのように
ぼ〜っと始まります
都会では朝歩もする気がしないので
動画を見ながらラジオ体操をして、基本ストレッチをして
ファミレスで朝ごはんを食べて市場へ行きます
今日は獲れない生の秋刀魚を仕入れました
ハマチもびん長も仕入れました

どうにもファミレスの朝ごはんはいまいちです
都会では朝から自分で作るのも気が向きません
できた女性のように洗濯物も上手にたためません
タンスに入れたらぐしゃぐしゃっとなってしまいますね
こまめにそこそこできますが、洗濯物たたみは難しい
トランクスのゴムがゆるゆるなので
そういうのもささっとできたらなぁと
縫い物なんて男ができるわけないしなぁ〜
家政婦がいたらなぁ〜アホなことを考えます

さぁ、今日も頑張ろう
おっ、なんか居酒屋店主みたいな感じになってきたじゃない
いいですね
これからは、世の中全体マイナス志向ですね