吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

開放的な場所へ行けばいいのよ

今日も爆音で目が覚める
ここは紛争地帯の軍事基地かよ
寝不足だ、、
顔を洗い茶を飲み体操

外に出たら眩しい空
爆撃機は飛んでいない
葡萄畑の芽が空に空へと伸びていた
こんなに芽は空に伸びているのに
日本人の気分はもやもやだらけだ

アメリカが遂に
日本を渡航中止勧告にしたと
なんとも先の見えぬ日々であります
開放的な場所へ行きたいものだねぇ

今日は気分を変えて
大きなTVでU2のライヴを見ていた

嗚呼
楽しんでいる客席の満面の笑顔
笑顔笑顔
いいなぁいいなぁ

なんの縛りもない
全面開放の景色じゃないか
と独りごちる

U2
このバンドの凄いところは
五万人の客を一瞬にして
興奮の坩堝に突き落とし
圧倒的な平和の絆の景色を彩り
客席を一致団結させてしまうところだ
政治家の大演説でも無理だろうな
まるでゴスペルの宗教音楽みたいだ

もやもやの中
たまには開放的な景色を感じながら
明日への生きる勇気が
日本人に出ればいいな


歌詞和訳
「I Still Haven’t Found  what I’m Looking For」

高い山々を登ってきた
たくさんの戦地を駆け抜けてきた
ただあなたと一緒にいたいがために
一緒になるために走ってきた
はいずり回ってきた
街にある壁をよじ登ってきた
たくさんの街の壁を
ただあなたと一緒にいたいから

でもまだ見つけていない
自分自身が探しているものを
今だ見つけていない
本当に探し続けているものを

愛しい人の唇にキスをした
彼女の指先にいやされた
炎のように燃え上がる
彼女の中から沸き出る炎の熱
天使達の言葉を発して
悪魔の手を握りしめた
あたたかい夜だったけど
心は石のように冷たかった
それでもまだ見つからない
本当に求めているものが

神の国があるって信じてる
やがてすべての人種の血は
ひとつになっていく
そう世界がひとつになっていく
そうさ私は今でも走り続けている

束縛を断ち切って
縛りつける鎖を解き放つ
これまで犯した罪と恥辱の
十字架を背負っていく
私は信じている
それでもまだ見つからない
私が本当に求めているもの
それでもまだ見つからない
私が本当に求めているものが

U2 / I Still Haven’t Found  what I’m Looking For