吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

完全無欠を夢見る男

in Ome
東京はさぶかった
青梅でもようやく酒が呑める様になったので
近くの中華屋でソバを喰いビールを呑む
この店は昭和25年から営業している
懐かしい佇まいにほっとする
何にせよ店屋で飲むビールは美味い
部屋に戻り昼寝

夕刻電車に乗りて大都会の昭島へ
駅前のかぶら屋さんに行きたかったのだ
このお店はささっと呑めるしうるさくないからいい
店員さんもぎらぎらしてなくていい感じだ
おっさんの一人のみにはとても良し
こんな店が減ってきた
ああ寂しいなぁと思いながら
熱燗をコップで頂き生ホルモンを食す
ああ、、感無量
久々の居酒屋ひとり呑み
居酒屋は素晴らしいよ

イトウともう一人が府中で昼飲みをしていると言う
ノンデイルノデスカ?と聞くので
大都会昭島に来て共に呑もうとなり
抹茶ハイを飲み干して合流

店を変えて焼き鳥屋へ行き
三人で呑む
あ〜だこ〜だと話しながら
楽しく夜会は進む
明日は二発目のワクチンを打つので
帰るのだと一人が言うので
君は人の言うことを聞かないし
ワクチンも効かないから
ケツに三発打ってもらえと笑わせて帰す

イトウが気になっていたと言う
何だか凄い名前のスナックへ行く
カウンターに接客の若い女性が二人いた
焼酎のボトルを入れてもらい呑む
横の席に
雰囲気の良い中国人の若い男性がいたので
中国民族の考え方や中国情勢について話す
中国へは帰らないと彼は言っていた

カウンターの女の子が可愛かった
昼は看護師をしているそうだ
明るく真面目な子だったので
君のような女性と暮らすと
男は幸せだろうなと言うと
とても喜んでくれたので
じゃあ、オレと結婚してくれと
お願いしたら
嬉い〜っと悲鳴を上げて
大爆笑だった

しみじみと話をしながら夜はふける
歌を歌わないスナックは良い

今日は、散々呑み呑みで
居酒屋へも行けたし
嬉しい夜だった
きちんと電車に乗って青梅に帰る
朝起きたら
全く二日酔いが無かったので
顔を洗いコーラを飲んで
少し休んで山梨へ戻る