毎度毎度の都会の蒸し暑さ
深夜家に辿り着く頃には、泥汗模様で
全身クタクタでござる
どのお方も労働というものは
じつにしんどいものだけれど
愚かなワタクシでさえ
働ける場所があるということは
ありがたいものだと
いつも自然の神様に感謝している
でも、ちょっとだけ、、
自分で自分なりに
組織に属さぬ、我が開拓人生
切り開いてきたじゃないかと、
ぜ〜んぶ自分の実力だと
自画自賛もする
嘘はつけないものだ
すると
横で神様に調子に乗るなと殴られる
えへへと馬鹿面で
さっとシャワーを浴びて
へいへいへいと洗濯する
最後に店の雑巾も洗濯する
えらいなぁオレはえらいよ〜
と、言ったらまた殴られた
缶ビールはキリンが美味い
生ビールはサッポロが美味い
オリオンビールは
現地で飲まないと美味くない
家ではビール一缶で睡魔に襲われる
悔しいので、久米仙を
氷をごっそりロックグラスに
溢れる寸前まで注いで
ちくわをかじりながらチビチビ呑む
呑むほどに睡魔に酔いが勝てるのだ
最近のくだらないニュースも見ず
テーブルに足をぶん投げて
明日のことを考えながら呑むのだ
だんだんと酔につれて
仕事の段取りやらなんやらで
あっ、腹立ってきたな、、
明日イトウを殴ってやろうとか
色々と面白いことも思い浮かべて
呑む酒が良い
二日酔いでも毎日市場へ向かう
市場には、20年前の活気は無くなった
老舗もどんどん閉店してしまい
仕入れの客も、ずいぶんと減った
居酒屋の文化が廃れていくような気分
都会は、チェーン店ばかり
続けなきゃなと思っている
少ないお客さんが、日々来てくれるだけで
居酒屋の文化は守れると思っている
コツコツと地道に楽しく我道を歩きなさいと
誰かがおっしゃる
ハイハイわかりましたよと
公園で三ツ矢サイダーを買って休憩
誰もいない野球グラウンドを眺めながら
あ〜、野球がしたいなぁ〜と独りごちる
ぼ〜っとボケて
さぁ行くかと軽トラジョニーで
渋滞避けて疾風のごとく走り抜けるのだ
ジュースの空き缶、家に持ち帰る
家につくと洗濯物が、もう乾いてた
ラッキールッキーハッピー