吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

結成26年、エビとアボ

この歳になると
朝起きて立ち上がった時に
今日の体の具合がすべてわかる
ヨロヨロとトイレに向かい
歯を磨きながら歩き不足だなと呟き
溜息をつく

昨日は歩きで電車通勤
今日もチャリで昼飯へ向かう
近くのチェーン店みたいな中華屋へ行く
ここの生ビールは350円
安すぎるが、、、
おそらくサーバーの掃除を
毎日していないのだろう
生ビールの洗浄を毎日しないと
管が汚れて美味しくない
従業員には
きっちりやれと26年指示している
ジョッキも粒の細かすぎるスポンジで
キレイに洗わせているから
ピカピカで生ビールが美味い
見えない部分の清掃は大事

スーラーメンが好きなので
頼んだけれども一口で無理だった
店のことを
あ〜だこ〜だと言うのは嫌なので
ビールを飲んでチャリ
腹が減っているので
回る寿司屋へ行ってみた
家族でよく行くチェーン店
家族持ちは大変だ
家族持ちでお金持ちなら
止まる寿司屋へ行けるけれども
庶民は、廻る場所へしか行けないのだ

いつも、BEERとガリで
続いて日本酒でガリ
そして、ありえない組み合わせをたのむ
今日は、アボガドとエビで
カスタマイズのやつを頼んでみた

これは、ありえないだろ?
と、思うものを頼むのだ
何かしらのヒントがあるかもしれないから

どこから食べていいのか?
戸惑いの三者である
主役は何だろう?と考えさせる光景だ
アボガドもエビも曖昧な仲間なので
どうにもはっきりしないけれども
まぁこうだろうなぁと感じる味だった
前の座席の家族がクレームの様な事を
二度店員さんを呼び止めて言っていた
人の対話を聞くのは嫌いなので
ビールを飲みながらぼ〜っとしておった

姿を見ていて気づいたが
女性は、少し興奮して
感情が剥き出しになってくると
髪の毛をやたらに束ねたり
ぶわさっと後ろに戻したりする
見ていて思った
疲れるだろうに、、

天井のスピーカーからは
日本の歌が聞こえる
”もう一回もう一回”〜とか
”ずっとそばにいるよ〜”とか
口からアボガドを吐きそうな
気分になってくる
幼稚だね
チャリを撮して帰る