梅雨入り
昨日の夜は雨が降ったようで
自分の予想が外れて土が濡れていた
自然は、予想を覆す
飯釜を変えた
ずっと使っていた土鍋というものは
じつは陶磁器だった
何か違うと思っていた
知識がないのでわからなかった
ほとんど土鍋と売られているのは磁気陶器
完全な土ではないので
水、空気を通さない
ようやく気づいて購入
Amazonでは買えない
三重八日市の萬古焼
手触りから違った
陶器は触ると生きている
飯を炊くと全然違った
米粒が喜んでいた
いつもの一人朝飯
一汁一菜に近づいてきた
美味いなぁ美味いなぁと
惚れ惚れしながら食す
いつものイタリア小さな村の物語見ながら
景色と食事がピッタリだった
にしても、システムキッチンというものは
使いにくい
魚は上手に焼けないし、火加減は自動だし
勝手に火が調整されるし
ほんと、便利と合理化は
糞の中のクソだなといつも思う
はやく自分の好きな台所で料理がしたい
デジタルはだめだね
なんでも手加減だよ手加減
ちゃんと季節の感で料理をしたい
らっきょうは、まだまだだな
昼、近所の男衆とバベキュ
この4人衆はじつに楽しい
話も平等にできるのでいい
いまどき、歳の離れた
こんな付き合いは無いだろう
全部、自分で築いてきた関係性だ
“寄り合い”という昔の言葉
大事だよ
男は、学んだほうがいい
知識と知恵と文化は
人と人との会話
世代を超えた寄り合いで生まれる
民俗学者 宮本常一
今、テレビで特集されているねぇ
嬉しい
底辺の社会民族学を教えてくれた人
失われた日本人の姿
オナニーみたいな生き様をする
男が増えている
便利な男に魅力は無い
女性は、気をつけたほうが良い
この鉄板、この焼き台、この鉄屋根の小屋
全部このおっちゃんの手作り
元大工職人、鉄板を溶接して作った
この焼き台じつに食材の焼きが良い
半分こないだ譲ってもらった
本物としか付き合わないから
友人は少ない
男には、友達はいらない
優しさを知る
本物の男だけで良い
オナニー男には、そういう女が寄ってくる
偽物には偽物
抱き合わせの慣れと金の組織
という話をする
世代を超えたバベ地獄
生き方を語る3人
まだ死なない