吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

全部話すから離してくれ

昨日の朝、
車の中でボキっと脚が折れた
急いでDCMで板をこうてきて
脚だけではなく
車泊用のベッドを解体して作り直した
2時間で完成
子供でも持ち上げられる軽さの桐のベッド
注文があれば、
おたくの敷布団のサイズに合わせ
体型に合わせて自由自在に格安で作ってあげると
イトウちゃん聞かれたら言うといてね

夕刻、寝心地体験でいきなり車泊に出た
まずは、甲府の470円の温泉へ
ここの銭湯は、
お身体にいろんな模様を入れてらっしゃる方が
昔から数多く来られる
自然体のわたしでさえも
眼を合わせないように気を遣うし
なるべく目立たぬ隅で湯に浸かっている

さっぱりしたので
車泊パーキングを探しに行く
甲府の繁華街のパーキング
500円を見つけて
寝床のセッティングを済ませて
大好きな駅近くの焼き鳥屋の2階へ向かう
ここで働く70代のおじさんたちの
なんともいえない穏やかな雰囲気がいい
あ〜だこ〜だと言うてこないし無口
きちんと仕事をしているし
雰囲気に品がある
安いのに、うるさい若いバカ客は来ないし
やっぱり老舗の店はいい
麦酒を飲んでホッピーに突入
スタミナ焼き鳥が美味しかった
甲府車泊
ベッドは快適で頑丈だった
朝方、日の出を眺めながら
家に戻って朝飯を作る

今は、過疎地の田舎に暮らしているが
そのうちに、家も何もかも売り払って
街へ越すだろう
そうだな、老いていく前に
郵便局、居酒屋、食堂、内科外科、買い物場、駅
すべて歩いて10分以内にある場所と決めている
安い貸家でいい
家なんぞ残しても意味はない
引き継ぐ人らが大変だ

息子や娘にちょくちょく存在確認を
してもらうのも困りものだ
それぞれの日々のリズムがあるだろうし
心内は、めんどくさいに決まっている
離れた場所が良い
そのためにも車泊の旅は必要だ
いろんな街を見るがいい

古今亭志ん生や永井荷風の生き方が好きだ
すべては、日々のルーティーン
夕暮れ時になると歩いて橋を渡り
ストリップ小屋の
お姉ちゃんの舞台裏に顔を出し
饅頭でもあげて笑いを誘い
蕎麦屋に寄りて
ひとり日本酒を飲みながら天ぷらを食し
居酒屋へでも出向き
酩酊に近くなると
ヨロヨロと橋を渡り家に着いて
倒れる様に眠る

最後は、六畳二間で酒を吐いて死ぬ
と、いう
なんともわかりやすい
笑みを絶やさぬ様な死に方がいい

だれしも、先の生き方を考えますが
わたくしなんぞも今は
生き方、死に方の練習でございます

すべては、
自分だけの美しい暮らしやすい日々
ですなぁ、、
明日は、
役場の味噌作り体験を予約したので
行くのです
こういうイベントは好きじゃないのですが
味噌作りは気になっているので
勉強になると思います
おっぱいちゃんがいれば
さりげなく口説こうと思いますな

ほんで、ようやく自分で納得のいく
洗濯干しが手に入りました
何度壊れたか洗濯干し
プラチックはダメだね
これは、ガシッと洗濯物をつかんでくれる
掴んだら離さないわよっ!
なんて、言われたことありますか?
ない?、
そりゃざんねんだざんねんだ〜
まだ間に合うよ
人生やり直し

洗濯バサミ
さすが、日本製
小さな暮らしやすい日々です