吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

花の咲きそうな台所に

朝起きると新設の台所
美しい景色を眺めやり歯を磨く
生活の毎日に目を逸らさずに
言い訳のない日々を生きなさい
心地よい朝
そして、昨日のプラスチックを切り刻む
切り刻みながら一日の行程を考える
変わった男か?
あんたよりもずいぶんとマシだぜ

幸せのラオス豆
アイス珈琲を一日分仕込み
昨日呑み散らかした残骸の景色を洗う
昨日の久米仙泡盛は美味すぎて呑みすぎた
水をガブガブ呑めば二日酔いも終わるさ

桜の木には、あっという間に緑が生い茂り
ヒヨドリちゃんの隠れ場所
朝起きて隣に誰がいるわけでもなく
ヒヨドリに話しかける61歳児
側から見れば、
なんとも情けなく寂しき男の姿だな
スポンジに洗剤を垂らす

おいおいおまえ、
来月で62歳児になるわけだぜ?
大丈夫か?その日は、父の日だとさ
嫌味だな?
父親失格の男、笑えるぜ
小さな頃から誕生日なんてどうでもいい
何も欲しいモノも無かった
欲しいものは自分で手に入れる
何もかもだ

その日に生まれたと?
胡散臭いぜ
よぉ、
あの父ちゃんなら?

出生届も怪しいもんだ
酒呑んで一発で決めただけだ
男はそんなもんだろ
あんたとこも似たような感じかね?
はては、愛情を降り注がれ育てられ
少しは、色々あるけれど
生活できて親に感謝している?

最高に羨ましい糞だな、、
と言いながら
ヒヨドリちゃんが、飛んで行った
空へ飛んで行くんだ
おいっ、
気をつけろ、あの電線は足が攣るぞ
安全な道を行けと
いつもオレは嘘をつく

イタリアの小さな村のキッチン
どの家の台所も小さな景色が素晴らしい
イメージを膨らませてオレもこしらえている
どんどん良くしていく
家のフライ・ソースパンは、
ずっとイタリア製のBallarini 
小さなバッラリーニを使っている
オシャレ?んなのどうでもいい
無骨でさりげなく美しければいいのだ
使いやすく質がよくて洗いやすく壊れない
道具は、
一筋で使い込めば美味しい食事ができる
シンプルでいこう
モノは増やすな、便利も増やすな
と、自分に言い聞かせている
野菜を干しまくっていて
大根もいい感じに干している
冷凍の枝豆は、
焼けば美味しくなると聞いた
そろそろ絶品なドレッシングを作りたい

今朝、近くの爺さんが
庭に咲く小さな花を持ってきてくれた
生活の景色に足りないものは、
花なんだよ、そんな気がしていると
爺さんと呑みながら
そんな話をしていたからだ
繊細な人だ、
男はそうじゃなきゃ
で、三ツ矢サイダーとリポビタンDも、、

三部作だな
ありがとう