吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

会話の千本ノック

温泉場でローリータンク2発に温泉湯をぶち込んだ
案の定、二年前より湯量が豊富だった
小さくガッツポーズ
2発で二百円也
我が家の温泉浴場三日分ありがたい
水道料金も値上がりしているし
ずいぶんと光熱費が浮くのだ
この柔らかな温泉湯が家族の体を芯から温めてくれる
皮膚がツルツルになるし女子は最高だろう
温泉が湧く田舎には、こういう場所があるからいい
都会では無理だろうな
てか、田舎でもこんなことしてる人は少ない
みんな忙しくて面倒くさいんだろうね
金を使わずに面白いことした方がいい
人生は短い
今日をおかしく生きなきゃ明日は無い
と言うしね
うちの家族は、あたりまえの様に入浴しているが
考えたら贅沢な話だ
オレが汲みにくる労力を考えろと言いたい
一応、湯につかるまえに
身体を、きちんと洗ってから入れよ
自然の神様の大切な温泉湯だからな
と、皆に言っておいた
温泉入浴には、オレなりのルールがあるのだ

山梨の夜は寒い
けれど、まだ暖房器具を使っていない
薪ストーブに焚べる材木のおかげだ
今年もいい感じで暖かい
鉄瓶の湯を沸かし呑む煎茶が美味い
煎茶パックは湯を入れるたびに
出汁が出て意外に一包で何倍も飲める
不思議なことに
だんだんと湯があまくなってくる
昔の人は、こうして日々を生きたのだろうな

妻が職場の話をしていた
職場の休憩中、4人の女性がいて
誰かが皆に、選挙に行った?
と言ったので
妻は、行きましたよ〜と答えた

普通に妻が投票した政党を言うと
皆驚いて、どん引きだったらしく
普通は、人に言わないと言われたと、、
熱烈に支持しているわけでもないのに
なんだかなぁ、と思ったと

皆、家族にも言わないらしく
話題は出さない様にすると言う
夫と選挙に行っても
そう言う話は一切しないと言うし
そこにいた女性の二人の夫は
政治に全く興味がないらしく
妻が自分で決めたこの党にしなと言い
夫はそれに従うと言う
40歳〜60歳代だぜ?
なんで妻と行くかね?
聞いていて、呆れて言葉を失った

我が家では、食事しながら政治の話から
下ネタも恋の話も仕事や学業や愛の話も
自然体、会話にタブーは無い
自分は政党の強制もしないし
ああしろこ〜しろと言ったこともない
それぞれに自分の考え方がある
そうしないと
家族の会話もなくなって
精神的に分裂して崩壊するだろう
自分が老人になった時に大変だ

外国ではあたりまえのことが
日本ではタブー
自分に言わせれば、幼稚そのもの
最近の日本人は会話をすると
少し意見が違うだけで
いちいち、ハッとしたり
ギョッとしたりする人がいるけれど
あれ、よくないね、、
家族でも、友人でも議論は必要
あたりまえの話だ

いつも自然体でいないと
この国は、ほんと疲れるよ
日本人は、どんな人でも
もう少し会話の中で
クスクスと眼の前の相手を笑わせて
自己発信で、人の心を開かせないとね
それも相手を思う優しさだと思うけれど
いまいちウケないギャグばかり言ってる
のもよくないけどね、、カッコ汗