吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

アニメ地獄

夜中に寝ても朝6時に眼が覚める
大都会Ome駅前の朝モス
さいとうたかおに刺激されて最近は漫画
嗚呼懐かしい、男一匹ガキ大将朝モス持参
40年ぶりに読む
まさかと思ったが、10ページ目で泣きそうになる
あわや涙腺崩壊寸前
やばいやばい、あかんであかんで〜と
本を閉じる
ある意味、涙腺が昔と変わっていない自分に感心した
男一匹ガキ大将
男の生き様は、蒼い青春から死ぬるまで
始まりから終わりまで
一切自分をごまかさず、情けなくカッコよくなくちやダメ

家にホウキがないので
金物屋さんへ、とぼとぼと買いにけつかるが
開店前で開いておらず帰る

漫画の次はアニメオタクを気取る
U2が『SING/シング:ネクストステージ』ちゅうアニメ映画に
楽曲を提供すると言う
こういうのは、娘がよく家で見ている
どれもこれも物凄い立体的な映像でびっくりするが
どうも、似た様な作りだなぁとあまり興味が湧かない
しかし、娘たちがデジタル映像に夢中になる気持ちもわかる
こんど、一緒に見てみようと思う
アニメオタク地獄もそれはそれでいい

劇中で、女の子がU2の” I Still Haven’t Found What I’m Looking For”を
歌っていた

1984年、35年前の曲だけど、今だに色褪せない
20代の頃、聞いた中では圧倒的な希望の曲で歌詞だった

 I Still Haven’t Found What I’m Looking For / U2

最も高い山に登った
野原を駆け抜けた
君と共にあるために
ただ君と共にあるために

僕は走った
這いつくばった 
僕はこの街の壁をよじ登った
この街の壁を
ただ君と共にあるために

けれど、いまだ探し続けているものは見つからない
いまだ探し続けているものは見つからない

甘い唇に口づけた
癒しの指先を感じていた
火のように燃えていたんだ
この燃え盛る欲望

天使の口調で話していた
 僕は悪魔の手を握ってしまった
それは暖かい夜だった
僕は石のように冷たかった

けれど、いまだ探し続けているものは見つからない
いまだ探し続けているものは見つからない

僕は、来るべき天国を信じている
すべての色がひとつに流れ込むその時
ひとつに流れ込む時
そうさ、僕はまだ走り続けている

君は、束縛をうち破った
そして鎖を緩めたのだ
十字架を背負っていた鎖を
すべての僕の恥
すべての僕の羞恥心
僕が信じていると解るだろう

けれど、いまだ探し続けているものは見つからない
いまだ、探し続けているものは見つからない

ここ数年のU2はつまらないので全く聞かないけど
このアニメ映画の曲はいいと思う