吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

貰ったものは耕して返す

数ヶ月前から
この店はどうなるのか?と皆に聞かれていた
周りの建物はみ〜んな更地になってしまい
まるで陸の孤島のような店構えになっちゃった
どうやら行政に立ち退き猛反対している店と
思われていたようだ
まぁ、こんなややこし阿呆のブログだし
根がパンクだから反抗するだろ
と思われるわな
とほほほのほ

そんなことはまるでなくて
十年前からすぐにでも
ハイハイワカリマシタのロボットで
すぐにでも撤退したい心持ちだった
あ〜だこうだと営業していると
行政もあそこは木造りだし
すぐにペチャンコになるから
まっ、最後でいいだろうと
思われていたのかもしれない
まぁ、そうだろな、、

HP管理の仕事の速いハ〜ブくんに
ようやく閉店の件を伝えたので
トップページに詳しく載っていると思うので
そういうことですね

閉店がバレたせいか
週末は連日許容範囲を超える
お客さんがいらっしゃる
昨日もクタクタで眠さにこらえ田舎へ戻る
爆睡して眠る朝5時から
今度はぶどう農家の農薬爆音噴射が始まった
また、寝不足が続く
どんだけ噴射するのだと皆、唖然としている
この葡萄を全国の人たちは買って食べる
我が家は、誰も食べない
都会で見ると一房ものすごい値段で売られている
農家さんも虫が湧くので仕方がないんだろう
いやはや、何事も人間はやりすぎだな

やりすぎは良くない
移転しても大袈裟にせずに
静かにコソコソとやっていこうと思う
アピールは嫌いだから
何も変わらず淡々と身体に気をつけて続けることだな
期待されてもそれは無理
何でもかんでも値上がりしている
店の営業にも響いてきてる
けれど、便乗的な値上げはしない
移転しても値上げはしない
時代に負けてたまるかだ
パンクの師匠でオレの宗教
ジョーストラマー先輩
のことが書いてあった
彼は、労働者階級の若者が
いつでもライヴに来れるように
ず〜っと世界的に売れても
二、三千円のチケット代で
クラッシュの黄金時代を駆け抜けた
最高だ
そういう優しい先輩の写真を見て
泣きそうになってしまった
熱く生きろ!の57歳

地下鉄のジョー・ストラマー(1981)彼は言った「撮りたいものは撮れ。それがパンクだ」<一枚のものがたり>ハービー・山口

https://www.tokyo-np.co.jp/article/170656