吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

ネクタイは水玉模様

洗濯物を竿に干しながら
西多摩地区にも緑があるなと眺めている

昨日は古き客が来て
立川の世界の山ちゃんという店に行く
手羽先の唐揚げが美味かった
あれは癖になる味だな
ゴールデンウイークに家族が来たら
連れて行ってあげようと思う
呑みすぎたけれども
朝、自転車の空気を入れた
ほこりまみれの自転車を拭いて
魚屋へGO
風の中を走るチャリンコは気持ちが良い
後ろに買い物用の年寄りが付けているような
買い物カゴをつけたい

家でしめ鯖を仕込み
ホタルイカも茹でる
なんだかんだと忙しい
ホタルイカを茹でるのは
なかなか難しいものだ
寿司屋さんのように上手くはいかない
温度計が必要だな

豆腐とあぶらげの味噌汁を作り
土鍋で飯を炊き鮭を焼く
夜は居酒屋で酒を呑むので
その後15時間は飯を食わない
いつも朝飯が昼飯
一日2食でいい

毎週きちんと作る
一汁一菜を目指している
飯とレタス、味噌汁と鮭焼き
次の日は
飯、レタス、味噌汁、ウインナーエッグ
ず〜っとこの繰り返し
田舎の家でも同じ

味噌汁の具で好きなものは
舞茸、しじみ、豆腐と油揚げ、大根とわかめ
この4大ファミリーシリーズが好物
各ファミリーには、葱を散らす

今日は、なんだか
料理地獄シリーズになっちゃった

料理が仕事の人は、家で飯を作らない人が多い
大工さんは家の中で木工をいじらない
仕事を家でするのが面倒くさいのだろう
まぁ仕方がない
わたくすも家での料理は
ほぼ、自分にしか作らない
そんなものだ

けれども
何々だから、それ風に
という考え方に嫌悪感がある

職人だからとかサラリーマンだから
という考え方
営業サラリーマンの頃は
スーツの上に革ジャンを着て職場に通い
上場企業の得意先へもそれで行っていた

オレがミュージシャンなら
髪型は七三分けでグレーの背広を着て
演奏するだろう
家でも背広を着て曲を作るだろう
朝起きて背広の仕事着に着替える
ネクタイは昭和の水玉模様
きちんとベストも着て
スリーピースで気が引き締まる

オレが大工なら
スポーツトレーナーを着て
仕事をするだろう
何々だから、、
居酒屋だからという考え方は
トイレに吐いて捨てたくなる

現代社会を生きる人たちは
優しさと残酷さと日本人
宗教と政治とアニメ
AVアダルトと健康と嘘と笑い
オカマと世界歴史と哲学
差別と移民文化と農耕民族
オールミックスシリーズで
酒を呑みながら
女性を、男性を口説きながら
デスクワークの仕事場休憩
果樹園の中、カフェや食堂
どんな場所でも楽しく愉快に
小さな声で普通に話してほしいな